サーパスに飛び級制度はない。
小学校では5年生だけれど、あなたは成績優秀だから、
6年生のクラスで授業を受けていいよ!なんてシステムは導入していない。
どんなに知識が豊富であろうと、どんなに聡明であろうと、
5年生には、5年生のクラスで、5年生の授業を受けてもらう。
だが、サーパスには宿題にはしていない個別の課題が存在していて、
これに取り組むことで、既存の枠組みを超えた学習が可能である。
しかも、サーパスには、この課題が無限にある。
もちろん、正確には無限ではないのだが、
今、サーパスにある課題を全て終わらせられそうな子がいた場合には、
また新たな課題を作成する。
だから、どんなに優秀だろうと、どんなにヤル気があろうと、
「サーパスにある課題を全部終わらせた!」という状態にはならない。
ちなみに、これは大手に限った話ではないが、一般的な塾では、
補助教材(プリント)を担当講師の裁量で準備できない場合が多い。
テキストと、教務から指定されたプリントしか使ってはいけない決まりがあるため、
各先生が、担当しているクラスの実力に合わせて問題演習プリントを自作したり、
参考資料を載せたプリントで補足したりすることが、自由にできない。
(コピー機を使用することすら許されないところもある。)
もちろん、大手であれば、自宅学習用教材は豊富である。
(きっと入塾の際に一括購入したと思う。)
基本問題から応用・発展問題まで揃っているから、それで十分とも言える。
だから、教材の面でサーパスの方が優れているなどとは言わない。
ただ、最難関校を目指している子と、中堅校を目指す子とでは、
あるいは、最難関校に届きそうな子と、そこを目標にしている子とでも、
取り組むべき課題は、質・量ともに異なるわけで(異なった方がいいと思う)。
だから大量の教材を一括購入させることには、サーパスは懐疑的である。
一人ひとりの今の実力と頑張りを把握した上で、
今よりもちょっとだけ難しいことを課題にしてみたり、
本人はできているつもりでも、実は理解が甘そうなところをつついてみたり。
量がちょっとだったら頑張れる子には、少量の課題を、
課題への耐性がついてきたら、少し多めの課題を。
そんな風に、相手によって課題の質や量を変える。
当然、プラスαの課題が出て勉強量が増えることや、
せっかく目の前の(レベルの)問題を解けるようになったのに、
さらに難しい問題を渡されることにネガティブな子もいる。
だから、質や量だけでなく、出し方も変える。
(それでもやりたくないと嫌がっている子はいるけれど。)
他の子の課題を目ざとく(笑)チェックして、同じものを欲しがる子もいれば、
誰が何に取り組んでいようが、我関せずの子もいる(笑)。
けれど、どのレベルでも、どんなヤル気の子でも、
一人ひとりの力を把握した上で課題を指示するのが、サーパス流である。
