高校受験や大学受験なら、何をどのくらい勉強するかは本人任せで、
親がそこに関与する可能性は低いのではないかと思う。
だが、中学受験に関しては、全部を本人任せというわけには、
さすがにいかないだろうと考える親が多いと思う。
朝起きてから何をやるか、
学校から帰ってきて、塾までの時間に何をやるか、
塾の授業の無い日や休みの日には、何をどのくらいやるか、
そういう学習計画を、小学生が自分で考えられるかといったら、なかなか難しい。
これらを全て自分で計画できて、その通りに行動もできて、
さらに結果も出せているような子もいるにはいるが、そんな子はほんの一握りである。
その、超が2つも3つもつくほど優秀な、ほんの一握りしかいないタイプの子が、
たまたま自宅にいれば、(親としては手がかからず)ラッキーかもしれないが、
大多数の小学生は、そんなタイプではない。
何をやったらいいか全くわかっていない子や、
何をするかの計画を立てても3日と続かないような子がほとんどである。
だから、「いつになったらウチの子は自分から勉強するようになるの?」
などと、親はついつい思うだろうけれど、変に期待するよりは、
自分から勉強するような子はいないと思った方が、気が楽だと思う。
しかし、子ども任せでは無理だからと、親が学習計画を立てて、
その計画通りに(ある程度管理して)勉強させようとしたとしても、
それでもやっぱり続かないことの方が多い。
また、学習計画を健気に守って勉強を続けたのに結果が思ったほどでない場合、
親子で「この計画で合っているのだろうか?」と不安になるかもしれない。
そう考えたとき、受験直前期ももちろんそうだが、
例えば、5年生の夏、あるいは4年生の秋・・・と、それぞれの時期に、
「何をやったらいいのか」「何ができていないといけないのか」
「優先すべきことは何か」「後回しにしてもいいものは何か」
そういったことを教えてくれるアドバイザーがいたら助かるのではないだろうか。
他方、事細かに学習計画を立ててあげるのが良いわけでもないと思う。
どんなにその計画が(プロの目から見ても)完璧だったとしても、
言われたことを言われたままに遂行するだけでは、
指示がないと何もできなくなってしまう怖れがあるし、
余白がないと、プラスアルファの気持ちは育たないと思うからである。
そういうわけで、例えばサーパスは完璧な学習計画を立てたりはしないけれど、
都度、「ここまではできるようになろう!」「3回繰り返そう!」
「ここは後回しにしても後でどうにかなる」ということを伝えていく。
また、過度な筋トレが体に悪いように、勉強もやり過ぎると後々伸び悩むから、
勉強をやり過ぎているときには、手を抜くようにアドバイスする。
ところで、そのアドバイスや匙加減は、全員一律なものになるはずがない。
だから、SNSやネットの(プロが書いたわけでもない)情報に惑わされず、
信用・信頼できる先生に相談した方がいい。
