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勉強の進みをよくしたいなら

6年生の算数では、この時期、総復習用の課題を出している。
この課題は、宿題という扱いにしていないので、
やらない自由を行使してもいいのだが、しかし総復習をしておかないと、
全範囲がテスト範囲となる入試に安心して臨むことができないわけで、
だから結局、いつかは覚悟を決めてやるしかない課題になっている。

しかし、宿題にしていないので、課題を進めるスピードにはむしろ差が出る。
1週間に1つのペースで出される宿題なら、大きな差にはならない。
だが、期限のない課題では、例えば1週間で5つの課題を終えられる子と、
1ヵ月かかって1つしか課題を進められない子のように、その差は大きくなる。

この差ができる理由については、学力差ももちろんあるが、
それよりも、意識の差、時間の使い方の差が大きいと思う。

ここでいう意識の差、時間の使い方の差は、こういう意味合いである。

 

その昔、「料理の鉄人」というテレビ番組があった。
一流シェフが決められた時間内に何品もの料理を作って、その味を競うのだが、
一流シェフだからこそ、手際がいいというのは、まぁわかる。
だが、短時間に何品もの料理を作れる人は、みんなの身近にもいる。お母さんである。

例えば、お仕事をされているお母さんは、
仕事から帰ってきて、そこから夕飯の準備をする。
その際、たった20分とか30分で、2品3品…の料理を作るんじゃないかと思う。
まさに、時間との戦いである。
休日だけ、やたら気合いの入った料理を何時間もかけて作って、
ドヤ顔するお父さんとはワケが違う。(←失礼)
仕込みが必要なら前日の夜のうちに、
しかもこれもできるだけ短時間でやっておくのが、お母さんなんじゃないかと思う。

しかし、時間に追われたからといって、砂糖と塩を間違えて調理したりはしない。
盛り付けも綺麗だし、味も美味しい。

 

この、限られた時間を有効に使えるかどうかが、今回伝えたいテーマである。
時間がないからと、雑になってはいけない。
式を書かない、図を描かないなんて、ありえない。
計算ミスにも気をつけないといけない。
丁寧でいて、かつ、急がないといけないのだ。

そんなに急がされたら、間違えちゃうよ!とか言っちゃう子は、
結局、テストの時に問題が解き終わらないんじゃないかな?
机に向かうまでにも時間がかかり、机に向かってからもダラっとしてる子は、
戦闘モードでキッチンに向かうお母さんの姿勢を真似てみるといい。