みなとみらいで、以前、超絶技巧のリフティングをしている大道芸を見たことがある。
あまりの技術に、思わず見入ってしまった。
もちろん、あれだけボールを自在に扱える技術はすごい。
ただ、その技術が、そのままサッカーの試合で役立つかと言えば、
おそらくそう単純な話ではない。
少し似ていると思う。
「計算ができる」という技術と、「算数ができる」という力は、同じものではない。
計算問題を解くことを目的として計算力をつけるのか。
それとも、算数力、言い換えれば思考する力を身につけるために、計算力をつけるのか。
同じ「計算」という練習でも、目的が違えば、中身はまったく違ってくる。
前者は、「数字に強くならない計算」になり得る。
後者は、「数字に強くなる計算」になる。
では、「数字に強くなる」には、どうしたらいいのか。
ここまで色々述べてきたが、そうは言っても計算力は必要である。
だからこそ、サーパスでは、この計算を子ども任せにしない。
子どもは、基本的に面倒くさがるものである。
「やり方は教えたから、あとは問題演習を自分でやっておいて!」
と投げてしまえば、手を抜いたり、途中の計算を書かなかったり、
何となく答えを書いたりする子が出てくる。
そして、それでも答えが合ってしまえば、自分では「できている」と思ってしまう。
