線引き

サーパスでは、本日、春期講習を締めくくる修了テストが行われました。

世間では、今日から新年度の始まりです。
満開を迎え、少し緑も見えてきた桜の花の中、とても清々しい気持ちになります。

 

そんな中、今年はもう一つ大きく刷新されたことがあります。

「成人」です。

 

 

今日から、成人の扱いが18歳以上に変わりました。

18歳といえば、先日、大学受験の結果を報告に来てくれた4期生達の世代。

もうあの子達も成人なのか。

そう考えると、いろいろと考えてしまうものです。

新成人と呼ばれることになった、当の本人達はどういった心境なのでしょう?

年齢制限が残るものもあるので、案外、実感がわいてこないかもしれませんね。

 

実感がわかないと言っても、自分の行動に大きな責任が伴うことになったことは確かです。
成人になったのを機に、今までよりもちょっと背伸びをして物事を見てみて下さい。
違った景色が見えるかもしれませんよ。

 

 

思えば、塾にも、いろいろな線引きというものが存在します。

分かりやすいものが、クラス分けですね。

線引きがなされ、自分の居場所のような囲いが出来ると、不思議とヒトは安心感を得るものです。しかし、その線の内側に慣れきってしまうと、安心が甘えに変わってしまうことも少なくありません。その線を越えるには、それ相応の労力を要しますので、簡単なことではありませんが、年月のような時間の区切りは、本人の意思とは無関係に、平等にやってきます。

平等に線を越えられます。

 

 

さぁ、新年度。

今日から、令和3年度の外側にいるのです。

一本の線を越えた今だからこそ、世界を広げてみましょう!

 

進級するみんな。
新しい生活を迎えるみんな。
成人を迎えるみんな。

新しい区切りに、まだまだ気持ちは追いついていないかもしれませんが、
そんなフワフワしている時こそ、自分を広げるチャンスだと思いますよ。