サーパスに転塾してから1年半、娘は先生方に丁寧なご指導をいただき、
第一志望を含め受験したすべての学校に合格いたしました。
この結果はサーパスにお世話にならなければあり得なかったと思っています。
娘は4年生から受験勉強を始めましたが、5年生になり内容も難しくなると
「算数がわからない」と言い出しました。
「質問したくても、先生はすぐに次の授業に行っちゃうから聞けない。」とも。
わからないところを家で親が教え、睡眠時間を削って
週ごとに行われるテストの勉強をこなすのに親子ともに疲れていきました。
娘は体力もあまりなく、ストレスもあったせいか、
体調を崩すことがたびたびありました。
このままではとても受験まで体力も精神力も続かない、と思っていました。
そんな時に知り合いの方にこの塾のことを教えていただきました。
ホームページを見て、塾の中学受験に対する考え方に共感し、
この塾なら娘をお任せできるのではないかと思い、お話を聞きに伺いました。
加瀬先生は、受験や塾、学校選びに対する疑問にひとつひとつ丁寧に答えて下さり、
今までもやもやしていたものがクリアになりました。
そして「その子に合う学校を一緒に探そうと思っています。」
とおっしゃったのが印象的でした。
早速、娘は体験授業に参加しました。
母親の私も後ろで見学させていただきました。
テンポがはやく、子ども達を飽きさせない、
次から次へと色々なことをやっていく授業に驚き、
そして子ども達の集中力の高さも素晴らしいと感じました。
娘はすぐにサーパスが気に入り、転塾することを決めました。
何度か授業を受けた後、娘が私に言った言葉があります。
「前の塾では先生が何を言いたいのかを理解しようと努力していたの。
でもサーパスでは、先生のいうことがスーッと頭に入ってくるよ。」と。
転塾は失敗すると大変だということを先輩のお母様達に聞いていましたので、
この言葉を聞いた時、よかったと心から思いました。
決して順調に勉強が進んでいったわけではありませんが、
少しずつ自分なりの勉強方法を身に付けていったようです。
6年生の秋から始まった過去問のテストでは、
第一志望の合格点がなかなか取れず、苦しい思いをしました。
先生方は根気強く、わからない問題を解説して下さいました。
6年生の12月だったかもっと遅く1月に入ってからかもしれませんが、
娘の勉強に対する態度が変わったように思います。
宿題をこなすだけの受け身の姿勢から、自分に足りないものを進んで勉強し始めました。
またこのころから時間を大切にするようになっていきました。
机に向かう顔つきも真剣そのものという様子になっていきました。
サーパスの先生方は、中学受験のプロフェッショナルです。
子どもの成長と心理をよくわかっていて
徐々に子どもが本気モードになるよう仕向けていって下さいました。
そして娘は、先生を信じてよくついていったと思います。
先生方のおっしゃる一言一言をよく覚えていて、
「先生がこう言ったから、大丈夫。」
「絶対にこの学校に合格する。」
と私に言いました。
2月1日受験に向かう車の中で、娘はさっと歴史の年号を見直すと、
あとは数日前に先生方にいただいた寄せ書きの言葉をじっと読んでいました。
駅に応援に来てくださった先生と両手で握手をすると、学校へ向かいました。
本番で親ができることはもうありません。
あまり緊張せず、娘の持っているものが全て出せたらそれでいいと思い、
私は塾に送っていく時のように手を振って送り出しました。
結果は3日間の受験で4校合格。
娘の中学受験は終わりました。
10月の面談で4校とも不合格になる可能性もあるのではないかという不安を、
先生にお話ししたこともあります。
思うように模擬テストの成績が上がらず、
子どもも不安だったと思いますが、親も不安でした。
合格点が取れるまで成績が上がるのだろうか…と。
不安な気持ちでいる親の疑問や質問にもいつも快く答えて下さって、
とても感謝しています。
先生と気軽にお話しすることができるのもサーパスの良さのひとつではないでしょうか。
サーパスは、子どもを第一志望校に合格させようと
本気で一人一人の先生が思って下さっている塾です。
それは受験前の本番が近づくにつれて
「先生たちは本気だ。」と子どもも親も感じます。
そうでなければ、こんなに手厚く親身に指導することはできないと思うのです。
娘は、合格したいと思うのと同時に、この気持ちに応えなければとも思ったはずです。
中学受験は思ったより大変でしたが、その時に信頼できる先生に出会えた娘は幸せでした。
1年半の間大変お世話になり、ありがとうございました。
サーパスの今後の益々の発展をお祈りいたします。