昨日から、夏期講習も後半戦に入りました。
日焼けした3〜5年生と真っ白な6年生が元気に入ってきました。
6年生は、また新しいチャレンジがはじまります。
残りの2週間、充実した日々を過ごして下さい。
さて、3年生の夏期体験授業もあと2回となりました。
来ていただいているご家庭から、似た不安を聞きましたので
少しだけお答えさせて頂きます。
「やはり、サーパスの算数はレベルが高いです。
うちの子はついていけないんじゃないでしょうか?」
といった内容です。
我々からすれば、今年の3年生、なかなか食らいついてくれています。
頼もしいです。
カリキュラムを作成し、テーマ別に3年生でできる単元を考えて
授業を始めてみました。
実際は4年生の単元もこっそり入れたりしています。
まずは式が3つ位までで出来る足し算、引き算の文章題。
これが夏のテーマになります。
算数にはいくつかの力が求められます。
1つが計算力、
そしてもう1つが文章から足す、引くなどを感じて欲しい算数の読解力です。
いくつかの情報が1つの問題に表れたとき、それを整理する力も大切です。
いくつかの数字をストックする力も大切です。
場合によってはそれを図にしたり、表にしたり、工夫で乗り越えます。
式に単位を書くことができる4〜6年生は強いです。
ですから、そんなことも解くためには身につけたいスキルです。
今の3年生の授業では、それをどれくらい伝えられるかを大切にしています。
今解けなくても、そういった工夫をしていい科目であることを
学んでほしいのが1番の目的です。
読み解いて、自分の力で計算式を浮かべられたら、それは、すごい成長です。
表なんか使って解いてみようものなら、最高です。
みんな、いろいろな工夫をしてみようと頑張ってくれています。
そしてそのまわりの考え方をきちんと聞いてくれています。
とても楽しい時間です。
最初だからこそ、算数って自由でもあるし、ルールもあるんだよって
いうことを伝えたいと考えています。
一方で、9月以降は、計算や、式のたて方などを中心に授業を展開していきます。
難しい問題もありますが、あきらめずに紐解いていくことを
実体験してもらいたいと考えています。
決して難しいぞって主張したいわけでもなく、
むしろそれぞれの生徒が着実に力をつけられるよう工夫していきたい
と考えておりますので、目の前の1歩を歩めるよう、
テーマを持って頑張ってほしいと考えております。