サーパスでも、インフル、コロナ、溶連菌…と、お休みする子が増えている。
幸いなことに、6年生は今のところ誰もかかっていないが、まだまだ油断はできない。
5年生以下の子たちだって、かかりたくてかかったわけではないだろう。
この時期、これだけニュースにもなっている中で、
マスクも手洗いうがいもしないなんて、そんな無謀なことはしていないと信じたいから、
十分に気をつけていたのに、かかってしまったのだと思う。
だから、今、お休みされている子たちを責める気はゼロである。
一方で、だからこそ想像してほしい。
今、6年生が誰もかかっていないということの凄さを!
そして、そのために6年生のご家族がどれだけナーバスになっているかを!
そのためにしている対策の徹底ぶりを!
今現在、病気にかかっていない人の中には、
なんとなく自分は平気だと思い込んでいる人もいるかもしれない。
あるいは、気をつけていたって、かかるときにはかかるんだから仕方ない!
と思っている人もいるかもしれない。
まぁ5年生や、まして4年生に、6年生と同じものを要求するなんて無理だけれど、
自分が受験生になったらわかると思う。
ノーマスクでお喋りしている人が近くにいるだけで、どれだけ不安になるかが。
自分がいざ受験生になったときに、そういう人を見ても何とも思わないだろうか?
嫌だな。マスクくらいしてほしいな。ちょっと離れようかな。
と思うんじゃないだろうか。
もし、そう思うのなら、もう今から想像力を働かせられるようになってほしい。
中学受験は、精神的に幼い子には不利だと言われているが、
こういった想像力を働かせられるようになるだけでも、
少し、大人に近づけると思う。
電車内などで、いい年した大人が、マスクもせず、手もあてず、
咳をしたりくしゃみをしたりしていたりするのを目にすることがあるが、
年齢だけ大人になっても仕方ない。
「自分は平気」「自分は大丈夫」と、自分のことばかりにならずに、
人のことを考えられるようになってほしいと思う。