息子とサーパスの出会いは4年生の夏、某大手塾からの転塾でした。
某大手塾は姉が卒業生だったこともあり通い始めたのですが、
やる気もなく宿題を毎回やり残すようになり、
このまま続けることは親子共に苦難の道のりで、
受験まで辿り着くことさえも危ういと想像に難くなかったことから、
意を決して面倒見のよさそうなサーパスに転塾をしました。
転塾し、まず宿題の少なさに驚きました。通っていた大手塾は宿題が多く、
姉の時は5年生以降、放課後に友人と過ごしたり、
習い事にも行く余裕がありませんでした。
一方息子は6年生の冬休みまでは友人と過ごす時間を確保し、
習い事も受験直前まで続けることができました。
勉強嫌いで遊ぶことが大好きな息子には、
受験を乗り越えるメンタルを保つ上で最善であったと思います。
また、某大手塾に通っていた頃は、親が宿題を教えることが当たり前だったので
当初は同じように教えていたのですが、それを察した先生から
「理解できていない問題が把握できなくなるので教えないでください。
分からないものは分からないままの方がありがたいです。」と言われました。
分からない問題をそのままにしていて理解できるようになるのか、
親が宿題を管理することが当たり前になっていた私たちは不安でした。
内弁慶な息子は、通い始めた数か月は先生曰く石のように固まっていたようですが、
先生の、子供の心を掴む巧みな話術のおかげで徐々に質問ができるようになり、
質問をすることで自ら考える力が少しずつ身についたようでした。
勉強はサーパスにお任せしたお蔭で、親が干渉し過ぎず適度な距離感で見守り、
家庭を居心地の良い空間にできたように思います。
サーパスでは勉強を教えていただいただけではなく、
モチベーションを上げる為に折に触れて様々な言葉をいただき、
土台となる精神面の教育もしていただけました。
親との面談の機会も多く、1時間もたっぷりとお話を聞いていただけるので
その都度不安が解消され、信頼してお任せすることができました。
いつも子供たちのことを思い、
全力でサポートしてくださった先生方のご尽力のおかげで
親子共に良いメンタルで受験に向かうことができたように思います。
第一志望の難関校は厳しいチャレンジでしたが、
最後まで諦めることなく頑張りきった結果、合格をいただくことができました。
特に最後の1か月は朝から晩まで勉強漬けで大変でしたが、
弱音を吐くこともなく真剣に取り組んでおり、
その頼もしく成長した姿に受験をして良かったと心から感じました。
挫折から始まった中学受験でしたが、サーパスとの出会いが運命を変えてくれました。
サポートしていただいた先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
お世話になったサーパスを卒業するのは寂しいですが、
サーパスでの経験を糧に実りある中学校生活を送ってほしいと切に願うばかりです。
今後もサーパスの益々のご活躍をお祈り申し上げます。