来週から、小学校でも新学年になりますね。
新しいクラスや新しい先生、新しい生活リズムに慣れるのにも
時間はかかるでしょうから、急激にではなく、徐々にではありますが。
サーパスでも本格的に新学年扱いしていこうと思っております。
さて、今回の講習中のことですが、質問できる子が少しずつ増えてきました。
授業終了後、それなりに疲れたであろう状態でも、
すぐには帰らず、少し塾に残って、
「〇〇まではわかったんだけど、ここからがわかりません!」
のように、粘り強くやれる子が出てきました。
一方で、できていないところ、わかっていないところを自覚していながら、
そのまま放置し続ける子もまだまだいます。
塾に入りたての子や、(新)4年生ならまだ仕方ありません。
でも、6年生がそれではどうでしょう?そろそろマズイんじゃないですかね。
5年生だって、早めに良い勉強スタイルを身に着けた方がお得ですよ。
終わっていない問題を全て終わらせなきゃいけないとは言いませんが、
終わっていない問題が結構たくさんあるのに、
それをやろうともしないということでは、学力がつくことは…難しいでしょうね。
まだ随分先のことと思っているかもしれませんが、
憧れの学校に合格するのも難しくなるわけです。
(終わっていないプリントは、カバンの中に入れておいて、
休み時間などに少しずつでも進めるようにと伝えていますが、
そもそも、塾に持ってくることさえしないという姿勢では、
上のクラスに置いておくことさえ難しくなります。)
いつも言っていることですが、
全て、自力で終わらせなさい!と言っているわけではありません。
かと言って、ご家族の協力のもと、それを終わらせることは全く望んでいません。
(大人の字で書き込みがなされていて、答えが違っていたり、
解き方が教えたものと違っていたりする場合に、対処に困ります。)
どうやったらできるようになるかを考えて、工夫してほしいんです。
4月以降、特にGW以降、少しずつ算数が難しくなってきます。
そのときに、見て見ぬふり癖がついていると、
理解していない問題、できない問題が段々と増えていきます。
そしてそのうち、その時期に教わったことを土台としたカリキュラムが出てきます。
すると、目の前の問題をちゃんと理解して解けるようにするには、
何か月も前の授業を振り返らないといけないことになります。
難しいことを要求しているわけではないんですよ。
全部わかりなさい!全部できるようになりなさい!なんて言っていないんです。
ここよくわからなかったな!と思ったところを、そのままにしないように、
家で復習しよう!の前に、もう一回聞いてみよう!とするだけで、変わってきます。
もうちょっと粘り強くなれることを期待しています。