田園調布学園の細野先生による「算数出張授業」が大盛況のうちに終了した。
授業内容は、決して簡単なものではなかったと思うけれど、
実際に手を動かして試してみることで、(正解に辿り着けなかったとしても)
参加が可能だったので、皆、大いに楽しみながら取り組んでいた。
もちろん、細野先生の「授業力」があってこそなのだが、
途中で飽きがくる子も、諦めて投げ出す子も一人もおらず、
むしろ、「もっとやりたかった!」という声が、
終了後にあちこちから出るほどだった。
また、そのときの子どもたちの様子は、サーパスで働いている者として、
嬉しく、そして、誇らしく感じるものだった。
というのは、細野先生から、「みんなすごいなぁ!」「サーパスすげぇ!」
と、度々お褒めの言葉をいただいたからである。
ここでの褒められ方は、「正解していてすごい」、「よくできていてすごい」
というのもあったけれど、それよりも、
(ボーッと眺めているのではなく)すぐに手を動かしていることや、
自分で手を動かして試していることで、法則に気づけていること、
そして、その法則に気づく速さを褒められるというものだった。
細野先生のお話では、この速さはなかなか例を見ないことらしい。
法則に気づくまでのスピードが、みんな相当速かったのだが、
それは手を動かしていないとそうはならない。
要は、『サーパス生は、学習の基本姿勢がしっかり身についていますね!』
と褒めていただいたことになる。
これが一番嬉しかった。
親御さんもそうだと思うけれど、毎日のように子どもといると、
案外、その成長を感じにくい。
同じように、毎週毎週、生徒と接していると、
良いところより、足りないところや課題の方が目についてしまうということもある。
だが、(自塾の)生徒の学習姿勢を褒められると、
子どもたちの成長、頑張りを認められたようで誇らしくもなる。
テストの点数や進学先が大事じゃないとは言わないけれど、
それらには、多少なりとも運や縁が絡んでしまう分、不確定要素も多い。
だが、学ぶ姿勢は違う。
自分で考えようとすること。分からなくても手を動かしてみること。
諦めずに試してみること。
こうした姿勢は、一度身につけば、受験だけでなく、
その先の人生でも、その子を支えてくれる大切な財産になる。
今回、子どもたちが夢中になって考える姿を見ながら、
そして、その姿を第三者の先生が心から褒めてくださる様子を見ながら、
何とも言えない温かな気持ちになった。
これからも、点数だけでは測れない「学ぶ力」を、一人ひとりの中に育てていきたい。
そんな思いを、あらためて強くした一日だった。
