サーパスに入塾しようと決めた理由は、
息子が初めて「行きたくない」と言ったからです。
小3の夏休み頃より複数の塾の体験に行きました。
体験に参加しての感想は、いつも「楽しかった」のみでした。
先生からの言葉も「真剣に取り組んでいました」などでした。
ところが、サーパスでは、問題が終わらずに居残り、迎えにいったところ、
先生より「集中力が途切れて、心ここにあらずの状態です。」
「もう少しなので待っていてください」と言われ、ハッとしました。
初対面なのに、息子のことをよくわかってくれているなと感じたのです。
おとなしく理解しているように授業を受けていて、
実は理解できていないことを見落とされることが多かったので、
この塾でお願いしたいとすぐに決心しました。
嫌がっていた息子も入塾してからは
行きたくないとは一言も言わず、楽しく通えていました。
先生方をあだ名で呼び、授業内容や先生の余談なども話してくれました。
6年生にもなると、塾で過ごす時間が長くなり、
つらくないのかを聞いたことがありました。
すると息子は「大変だけど嫌だとは思わない。
塾にいると、みんないるし、ホッとする」と言うのです。
勉強する場を通り越し安心できる場になっていることに、
先生方、また共に頑張っている塾生に感謝の気持ちでいっぱいでした。
先生への信頼は息子の行動も変えてくれました。
質問に行くことがなかなかできないでいましたが、
質問しやすい環境を提供してくれていたため、
自らすすんで質問に行くこともできるようになりました。
受験期間中は、希望通りにはいかず、親子共々、苦しい思いもしました。
試験問題の見直し、出題問題の予想、試験会場前での応援など、
たくさん支えていただきました。
私自身も、先生と話すことで不安が和らぎ、
息子のサポートにつなげることができました。
第1志望校3回目の試験結果も不合格でしたが、
「やれることはやったから悔いはない。自分の実力不足だった」
と冷静に話す息子の表情が清々しく、成長したなと実感したこと、
今でも鮮明に覚えています。
現在、息子は「この中学で良かったと思う」と言い、楽しく通学しています。
中学受験で得たものを、今後につなげていってほしいと思っています。
先生方に出会えたこと、心より感謝しております。
本当にありがとうございました。