ところで、人を信じるって、そう簡単なことじゃない。
なんか裏があるんじゃないか。だまそうとしているんじゃないか。
信じて大丈夫なんだろうか。
大人だったら、こうやって疑ってかかることもあると思う。
例えば、希望している学校より偏差値の低い学校を勧められでもしたら、
合格率を下げたくないから?と疑ってしまうこともあるだろうし、
逆に偏差値の高い学校を勧められたら、
実績稼ぎに利用されてる?と思うかもしれない。
まぁ、実際にそういう塾もあると思うから、そういう塾に入ってしまったなら、
最終的には、家庭でどうするかを判断しなくてはならなくなるだろうけれど、
とはいえ、(塾に限らず)全てにおいて人を信用できなくなってしまうと、
親はあらゆる方面のエキスパートにならないといけなくなる。
信じられるのは自分のみ!自分の身は自分で守るしかない。
自分の子どもを守れるのは親だけ!という風に。
でも、究極的にいったら、100%の信用なんて、誰相手でもそうそうできない。
塾のブログで書くようなことではないけれど、相続の問題とかが絡んできたら、
身内だって100%信用できないこともありえる。
だから(というのも変だけれど)、全てを全面的に信じなくてもいいと思う。
部活の友達とクラスの友達とで、話す内容が違うとか、
好きなアニメの話をする友達と、勉強の話をする友達と、
恋愛相談をする友達が違っているなんて、よくある話だけれど、
それと少し似ていて、勉強のやり方についてだけは、信じてみようかな、
言われた通りやってみようかな!でいいと思う。
例えば、風邪をひいてお医者さんにかかって、
「このお薬は、朝昼晩、食後に飲んでください」
と言われたら、その通りにしようとすると思う。
ついつい、飲み忘れることもあるかもしれないけれど、
本当にこの薬を飲んでいいのだろうか。言われた通りにしていいのだろうか、
などとは、いちいち考えないと思う。
お医者さんが若過ぎても、その病院の受付の対応が気に入らなくても、
それを理由に、処方された薬を疑ってかかったりはしないと思う。