夏休み中は、様々な習い事で合宿やらキャンプやらのイベントがあるのか、
朝から駅前でたくさんの親子連れの集団を見かける。
今日見た集団は、幼稚園か小学校低学年くらいのサッカー教室だろうか。
ちゃんと数えたわけではないが、30家族はいそうだ。
そこでコーチらしき人が、結構大きな声で「それでは~…」と言っている。
今からどこかに移動するようだ。
ところが、コーチが可哀想になるくらい、その指示を聞いていない。
指示を受けて動き出したのは、ほんの数家族。
動き出した人たちに気づいて、
「え?なになに?」と、事態を把握しようとする人もいるが、
全く気づかずにお喋りしていたり、走り回って遊んでいたりする子どもたちと、
そのそばでお喋りに夢中な保護者もいる(苦笑)。
もう、この時期(幼少期)からできあがっているわけですよ。
話を聞ける子とそうでない子の縮図が。
もちろん、サッカーがうまいかどうかは、
話を聞けるかどうかに左右されないかもしれない。
いつもはちゃんと話を聞いている子が、今日は特別な日ということで、
ハイテンションになってしまって…ってこともあるかもしれない。
でもね、子どもの引率って、ものすごく気をつかう。
一人で勝手に怪我することもあるけれど、何かに巻き込まれてってこともある。
朝早くの駅。出勤時に足早に歩いている人たちとトラブルになる可能性もある。
これから電車に乗るのか、バスで移動なのかは知らないけれど、
落ち着きがないと、事故に合う可能性は増す。
無事に帰ってきて普通。小さな事故でも、あえば取り返しがつかない。
管理をどこまでしっかりやろうとしても、絶対はない。
そういうことを考えたら、
「今日はコーチの指示をいつも以上に聞きなさい!」
と、家でも言い含めていて欲しいところ。
話を聞く習慣は、勉強の時だけで身につくわけじゃない。
そして話を聞くことは、勉強の時以外の方が重要だったりする。