突然ですが、とても目を惹く広告を見つけました。
都内にある英会話教室のもので、押部由紀奈さんというコピーライターによる作品です。
書いてある日本語は間違いだらけで、テストでの記述としては、おそらく0点です。
ただ、読めてしまう。
何が言いたいかが伝わってしまう。
英語が完璧じゃないから、話せない。話したくない。
完璧主義が抱えるコンプレックスを嘲笑うかのような本質を射貫いたコピーで、とても強く印象に残ってます。
分かってないからやらない、ではなく、やらないから分からない。
そんなことも多いはず。ミスを恐れずに、まずは思った通りにやってみて欲しい。
そして、もう一つ。
テストでは、相手にの力量に依存する「伝わればいいじゃん?」といった姿勢では困ります。
6年生といえども、まだまだ荒削りなこの時期。
これからじっくりと、自分を自由に、正しくアウトプットできる表現力を身につけてもらいますよ?とは言え、授業の時間なんて、24時間の内の3時間程度。残りの時間で電源オフにされてしまっては、効果が出るのはいつになるか・・・普段の生活でも、正しい表現を意識してもらいたいですね。