オックスフォード大のマイケル・オズボーン准教授が
今後10〜20年でアメリカの雇用者数の47%の仕事が
コンピュータ化されるリスクが高いとの発表をしました。
人件費削減にはいいのかもしれませんが、
人がやっていた仕事をロボットにやらせるとなると
その仕事に就いていた人は、その後どうやって生活を成り立たせるのでしょうか。
なくなる仕事の中に「教師」も入っていて、どうなることやらです(苦笑)。
日本の大学入試もですが、先行きが不透明で不安になりそうです。
しかし「現在の職業の約60%は10年前には存在していなかった」という調査もあります。
消える仕事があれば、新しく生まれる仕事もあります。
例えば5000万人の利用者を獲得するのにかかった年数を比較すると
ラジオ38年、テレビ13年、インターネット4年、Facebook3年、LINE1年
といったデータがあります。
圧倒的なスピードで時代が変化していることがわかりますが、
それによって10年前に存在していなかった仕事が生まれてくるというのもうなずけます。
しかし、ものやサービスが満ち足りた中で、ただ受動的に生きていたのでは、
変化に振り回され続けることになるでしょう。
今や安心であると思っていたものが全く安心できない時代になってきているのです。
ですから、時代の変化に対応しつつも、能動的に社会に参加していく力がないと
ずっと不安の中で生きていくか、何も考えずに生きていくしかないかもしれません。
「何を信じて(頼りにして)生きていけばいいのかわからない」
と、不安を感じるだけで、自分の生きる道を自分で選択できずにいるのか、
「おもしろい時代がやってきたぞ」
と、変化を楽しみながら、自分の生きていく道を自分で切り開いていくのか。
同じ世の中に生きていても、考え方ひとつで全然違ったものになるわけで、
それならば後者のような生き方の方がいいんじゃないかと思います。
そしてそう生きるには……