「世界を知るには24cmの箱が1つあればいい」というイベント、
通称「ハコプロ」を、センター南校で始めました。
(ハコはわかるけれど、プロはどこからきた!?と思われた方も、
『HO~ほら行こうぜ そうだ みんな行こうぜ♪』
ということで、ご参加ドシドシお待ちしております!)
ご参加ドシドシお待ちしております!と言っておきながら、
途中途中でちょっとした作業(工作)がありまして、
そこを大人がフォローする分、1回の参加人数は3、4名の方がありがたい!
という内情がありますが、初回の11/1(金)は、
3年生2人と2年生1人の、計3人に参加していただきました。
今回のイベントに参加したことで、
テストの点数が上がるようなことはないですし、目的としてもおりませんが、
身近なものに意識を向けさせたことで、
いつか、何かのきっかけになることがあったら良いな!と考えております。
すぐに何かしらの効果が表れるわけではないかもしれません。
ずっと何も変わらないかもしれません。それでも良いと思っています。
何が、その人にとってプラス(あるいはマイナス)になるかなどわかりません。
もっと言えば、プラスだとかマイナスだとか、そんな判断基準すら、
ちっぽけでどうでもいいとさえ思います。
例えば、小学生をゴッホの絵画展やピカソの絵画展に連れて行くことに、
何か意味があるのか?価値はあるか?まだ早いのではないか?
と、こういう考え方に対して、どう思われるでしょうか。
大人の期待する意味や価値と、子どもが受け取ったもの感じたものが
イコールである必要はないと、僕は思います。
絵画を見せたかったのに、絵画展の入り口近くに立っていた木に見入った
としても、それはそれで良いと思います。
「ハコプロ」は、そういうきっかけ作りの1つです。
読むという行為は「国語」だったかもしれません。
2年生や3年生が(まだ)教わらない「理科」や「社会」の話も扱いました。
「算数」分野の作業では頭を悩ませたと思いますし、工作は「図工」でしたね。
と、広告やホームページに載せた通り、1つの科目に限定せず、
様々なことが関係しあって「世界」は成り立っているのだ!
ということが、なんとなくでもわかってくれたらいいな!
と、そんな風に考えています。