小学校受験を親の意向で断念した私たちには、
中学受験を親子で並走して乗り切ることは難しいのではないかと、
まだ挑戦するべきか迷っていたとき、知人に紹介していただいたのがサーパスです。
入塾前の面談で、
「中学受験をしない選択をしたとしても、その経験や知識は無駄にはならないです。」
とおっしゃっていただいたことをとても心強く感じ、体験授業に申し込みました。
低学年までとくに先取り学習をしていなかった娘にとって、
サーパスでの体験授業はとても新鮮だったようで、
授業が終わった後に、「楽しかった!ここに通いたい!!」
と、できない問題が多々あったにも関わらず、
目を輝かせていた娘の姿を覚えています。
そんなやる気に満ち溢れていた(ように見えた)娘ですが、
サーパスに通い始めた頃は、算数の演習プリントが終わらず涙したことや、
毎月のカリキュラムテストに一喜一憂する親に振り回されたこともありました。
そんな時に、サーパスに駆け込み先生方に相談すると、
いつも冷静に向き合ってくださり、その時々の娘の状況を踏まえ、
様々なアドバイスをいただきました。
そうして、演習プリントが終わらなくても、
カリキュラムテストで思うような点数が取れなくても、
動じない強いメンタルに娘を鍛えていただき、
いつも「楽しかった!」と帰ってくるようになりました。
また、志望校を決めかねていた私たちに、
「偏差値ではなく、校風なども含めてこの学校が良いです。
お子さんにはこの学校以外考えられません。」と、ご提案いただいたときは、
娘の学力と姿勢では不可能では?と身に余る思いでした。
一方、そこまで言い切ってくださることに、とても感謝していました。
その学校がいつからか娘の憧れになり、自然と第一志望になりました。
6年の夏以降に始まる過去問では、第一志望の合格点になかなか届かず
自信を失いそうなときもありましたが、先生方はいつも落ち着いていて、
学習面についてはサーパスにお任せし、少しずつ力をつけていったようです。
いよいよとなった受験直前、
メンタルの強さも備え、緊張を感じにくいと思っていた娘でも、
なかなか寝付けない日が増え、体調を崩したり、
家では表情や行動に焦りが見えるようになりました。
学習面はそれまで通りサーパスにお任せしていたので、私たち親にできることは、
体調管理や家で穏やかに過ごせるよう努めるくらいだったと思います。
娘は先生方からのアドバイスを胸に、
適度な緊張感の中、無事に受験当日を迎えることができ、
念願の第一志望に合格をいただくことができました。
サーパスでは、合格だけを目標とするのではなく、頑張ることの大切さや、
受験できることへの感謝の気持ちなども教えていただきました。
当然、親としては合格への願いもありましたが、
受験直前で見た、娘がひたむきに勉強に向き合う姿に、
どんな結果であろうとも娘を称えようと心から思えました。
中学受験を終えた今、たくさんの経験と学びをいただけたのと考えられるのは、
サーパスの先生方に導いていただいたおかげだと思います。
お世話になった先生方、その他の皆様も含め本当にありがとうございました。