息を切らした君は誰より素敵さ

急に寒くなり、気付くと年の瀬で、さすがの小学生も
段々と入試が近づいているのを意識するようになっています。

不安もあるでしょう。焦りもあるでしょう。
あんなにやった(勉強した)のに…なんでできないんだ!
時間もないのに…どうやったらできるようになるんだ!
と、絶望的になったり、息苦しくなったりもしていることでしょう。

サポートしているご家族も、きっと同じような気持ちですかね。
教えている僕らも、毎年毎年、
「まだできるようにならないか」「もう1回だ」「しつこくやろう!」
「できるようになるまでやらせるぞ!」と、自分を鼓舞しています。

 

何か新しいことを習得することは、簡単なことではありません。
そして、ある程度のレベルに達したものを、さらに上のレベルにするのは、
これまた簡単なことではありません。
むしろ、後者の方が前者よりも大変かもしれません。
何度も壁にぶつかって、上手くいかないことの連続。
心折れそうになるかもしれませんね。

 

でも、何でも苦労なくできて、何でも手に入る、
そんな何もかも思い通りになる人生なんて、むしろ楽しくないと思いますよ。
今はまだわからないかもしれませんが、
わからないことや、できないことがある方が楽しいんです。
チャレンジして、失敗して、どうやったらできるか考えて、工夫して…
の過程こそが、楽しいんだってわかるときが、きっと来ます。

 

とはいえ、今はまだ難しいですよね。
偉そうに言っていますが、私だって頭ではわかっていても、
ついつい下を向きたくなるときはありますから。
で、毎朝、「King Gnu」の『BOY』を聞きながら、
テンション上げて(心の)スイッチ入れて、塾の扉を開けてるんです。
さぁ、2021年も明日で終わり。明日も頑張っていきましょう!!!