ダビド・ビジャは、元スペイン代表のサッカー選手で、ポジションはフォワード。
身長174cm、体重68kgと、サッカー選手としては、決して恵まれた体格ではない
(体格的には、日本人と変わらない)が、無類の点取り屋で、
スペイン代表、歴代最多得点記録の保持者である。
Jリーグのヴィッセル神戸に在籍して、そこでのプレーを最後に引退したので、
記憶に残っている人も多いのではなかろうか。
昨日、そのビジャの発言がネットニュースにあがった。
『なぜ日本人選手は“得点感覚”がないのか?
ダビド・ビジャが考える「得点力不足」の深い理由』
と、当然サッカーに関するニュースなのだが、一部紹介したい。
「日本人プレーヤーは失敗を異常に恐れる傾向にあります。
成功確率の低いプレーに対してチャレンジするのではなく、
失敗するならチャレンジしないほうがいいといった思考が働くようです。」
「成功体験を積ませたい」という言葉がよく言われるようになった。
もちろん、それに反対する理由はないし、僕自身も面談等でそういう話をする。
しかし、成功させたいという気持ちが強すぎると、
慎重になり過ぎて大胆さを失ったり、
むしろプレッシャーとなって萎縮したり、
そのうち、チャレンジさえできなくなったりするという話なのだと思う。
だとすると、大切なのは、成功体験よりも「失敗しても許される体験」
もっと言えば「失敗して褒められる体験」なのではないだろうか。
失敗しても怒られない、失敗しても大丈夫!と思えることで、
もう1回やってみたい、できるまでやりたい!に繋がる可能性は高い。