高校3年になって、さすがに大学受験のことを考えないといかんなぁ…
という空気が漂い始めた頃、しかしまだ大した自覚もなく、
形だけ模試なんかを受けるようになると、それはそれは怖ろしい点数を取る。
駿台模試で日本史7点(100点満点中)!なんて、
中学受験前には考えられないような点数を取った友人もいた。
(※後述するが、友人のことを悪く言いたいわけではない。)
しばらくたって、その友人がこんなことを言った。
「勉強していないのは、何の自慢にもならない。」
「むしろ、勉強したと自分で誇れるくらいにならないといけない。」
何も知らない人がその言葉を聞いたら、
「どの口が言うんじゃ!」とか、「高3でやっと気づいたの?」
などと思うかもしれない。そして、それが普通の反応かもしれない。
だが、その後の彼は有言実行。
東大に入り、今は弁護士になっている。
これ以上何か書くのは蛇足になるが、付け加えておく。
「入試直前の一月までゲームをやっていた!」のように、
そこまで本気でやらなくても結果出せたぜ!という話をする人が、
いつの時代にも必ずいる。
受かったら、すげぇだろ!アピールになるし、
受からなくても、ゲームをやっていたから!本気じゃなかったから!と言い訳できる。
この生き方が格好悪い!発想がダサい!
今は頑張り時だと思えないなら仕方ないが、
頑張り時だと思えているなら、言い訳の要素を残さずに頑張った方がいい。
「勉強していないのは、何の自慢にもならない。」
「むしろ、勉強したと自分で誇れるくらいにならないといけない。」