明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さてさて、箱根駅伝ご覧になりましたか?青学強かったですね。
なんでも、今年の青学4年生は「ダメダメ世代」だったらしいですが、
それで優勝ですからね。しかも新記録で。
2位の東海大も、昨年よりタイムを4分近く縮めていましたが、
青学には追い付けませんでした。
昨年3位だった東洋大は、昨年まで11年連続で3位以内だったそうですが、
今年はタイムを1分近く落としただけで10位まで落ちました。
なんとも厳しい戦いでした。
駅伝には全く詳しくないですが、青学の原監督の想いには、
共感できるところがたくさんあります。
箱根駅伝を(関東の大学だけでなく)全国化する
という提案一つとっても、想いが表れているように思います。
スポーツの世界に限らず、自分さえよければ、自分の組織さえ良ければ…
という発想は溢れています。
自分の指導している生徒を勝たせるには、ライバルは少ない方がいいでしょうし、
それこそライバル校のエースが怪我でもしてくれれば…などと願い、
実際に怪我をさせようとする競技もある中で、この全国化という提案は、
そういう小さな視点でものを見ていないことがわかります。
勝たないことには、批判され、発言に重みを持たせられない、
そういう立場にいながら、なかなかできることではないように思います。
青学陸上部のことを考え、陸上界全体のことを考え、
時に地方再生なんてことも考え、
そしてまた学生一人ひとりのことを考えている。
想いの溢れるエネルギッシュな方だと思います。
https://toyokeizai.net/articles/-/322903
駅伝が終わった後、青学の鈴木主将が、
「箱根で意地を見せて頑張るという思いだった。
監督が嫌われ役になってくださった」と言っていましたが、
この一言でもすでに素晴らしい監督であるのがわかるのではないかと思います。