10年以上通ったお気に入りのカフェがあった。
そのカフェの料理は、とにかく美味しい。
そして見た目でも楽しませてくれる。
盛り付けもそうだし、器さえもそう。
店長のこだわりがそこかしこに表現されていて、とても楽しい。
ここに来ると、お腹も心も満たされて幸せな気持ちになれた。
数年前から、そのカフェがテレビや雑誌で取り上げられるようになった。
特に、マツコさんの折り紙つきになってからは、
お店に入るだけでも一苦労の有名店になってしまった。
フラッと行って入れるカフェでなくなってしまったのは困るのだけど、
頑張っている人が認められるのは、素直に嬉しい。
そしてもっともっと評価されて欲しいとも思っていた。
でも、そのカフェが昨年閉店してしまった。
急に有名になりすぎたからなのだろうか…。
その街の、ある種、顔のようなところでもあったので、
街にとっても大きな損失なんじゃないかと思う。
東戸塚の駅前にある住吉書房が閉店した。
まだリブロがあるじゃないか。
戸塚や横浜まで行けば、大きな本屋があるじゃないか。
今は本を買うのもamazon!
いやいや、今の時代、もう電子書籍でしょ!
って、事足りるかどうかとか、そういうことではなくて…。
やむにやまれぬ事情もあったのかもしれないけれど、
東戸塚にとっては、大きな損失だと思う。
蛇足も蛇足だが、サーパス周辺では、まずサンクスがなくなり、
次にミニストップがなくなり、そして来月うおしちまでなくなるという。
少し離れたところに、大きなスーパーができたからなのかもしれないが、
サーパスの職員にとっては、大いに困る状況である。