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3年生の授業をおこなう理由②

2026 10/12
ブログ
2026 スナフキン 10月
2026年10月12日

前回のブログで、「理由の1つは」と書きました。
では、2つ目は何なのか?と気になった方もいらっしゃるでしょう。
それは、人の話を「聞く」練習と、自分で「取り組む」練習のためです。

まずは、「聞く」ということについて。
低学年の子でも、算数の問題を自力で解き切ることのできる子がいます。
もしかしたら、本人も「自分は算数が得意だ」と思っているかもしれません。
もちろん、そのままずっと算数が得意な子もいます。
一方で、学年が上がるにつれて、算数が得意教科ではなくなってしまう子もいます。
では、その違いはどこにあるのでしょうか。
私は、人の話を「聞く」という習慣・意識があるかどうか、
ここにポイントがあると思っています。

得意げな鼻っ柱を折ろうという話ではありません!(笑)
ただ、先生が、「こういう考え方もあるよ」「こうやって解く方法もあるよ」
「計算ミスを防ぐためには、こういうことを書いておくといいよ」
とアドバイスをしたとき、それを素直に聞いて取り入れる子と、そうでない子。
この違いは、先々、大きな差になると思いませんか?

先生が話していても、そちらを見ようともしない子。
話は聞いているようでも、自分のやり方を変えようとしない子。
低学年では、こういう子も少なくありません。自分で問題を解けますからね!
本人としては、わざわざ先生の話を聞く必要を感じないのかもしれません。
でも、最初は自力で解けなかったけれど、先生の話を一生懸命に聞き、
考え方を吸収していく子がいます。
そういう子が、学年が上がってから伸びてくることは、十分に考えられますよね。

例えば、計算の先取り学習をしている。だから、今は塾に通う必要がない。
確かに、そういう考え方もあると思います。
別に、早くから塾に通わせないと手遅れになりますよ!と煽りたいわけではありません。
ただ、例えば、5年生にもなると、授業で1つの考え方を説明するのに、
5分、10分、あるいはそれ以上かかることもあります。
3年生の授業であれば、そこまで長い説明になることはありません。
つまり、比較的短い説明を聞き、理解し、自分のやり方に取り入れる。
そういう練習を、少しずつ始めていけるわけです。

今勉強ができることと、勉強の仕方をもっとよくしていけること。
この2つは、似ているようで、実は別のことなのです。

次に、もう1つの「自分で取り組む」ということについて。
こちらは、どちらかというと、これまで受け身で過ごしてきた子に向けた話です。
黙って待っていれば、クラスの誰かが答えを言ってくれた。
分からなくても、お父さんやお母さんが助け舟を出してくれた。
それで何とかなってきた子もいるでしょう。

ただ、これから先、勉強していく中では、自分で考え、自分で手を動かし、
自分なりに答えを出そうとすることが必要になります。
そこで、少しずつ、自分でできることを増やしていこう!とするわけです。
できることが増えてくると、勉強は楽しくなりますからね。

もちろん、何でもかんでも自分でやりなさい、と突き放すわけではありません。
本当に困っているときには、隣でサポートします。
一方で、自分で考える機会を奪ってしまいそうなときには、
「そこまで合ってる!」「いける、いける!」と、応援する側に徹することもあります。
教えれば済むことでも、あえて教えずに見守る。
大人が手を出せば早く終わることでも、子ども自身がやり切るのを待つ。
そういう時間が、勉強には必要だと思うのです。

4年生以降は、中学受験に必要なカリキュラムを進めていくことが、
どうしても必要になります。
学ぶ内容も増えますし、
授業で求められることも変わってきます。

だからこそ、いきなり大きな波に乗せるのではなく、
その前に、小さな波、穏やかな波で練習しておく。

人の話を聞くこと。
自分で考えて取り組むこと。
必要なときには人の助けを借りながら、最後は自分でやり切ること。

こうしたことに少しずつ慣れておくために、
サーパスでは3年生の秋から授業を始めているのです。

 

ブログ
2026 スナフキン 10月
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