家族で遊園地に行くこともあろうかと思う。
きっと、遊園地に行く数日前から子どもは大喜び。
「最初は何に乗りたい?」
「ポップコーン食べる?」「お昼は何食べたい?」
「次は、何に乗る?」
こんな感じで、子どもの希望をできる限り聞いてあげると思う。
ジェットコースターに乗れる子なら一緒に乗る。
メリーゴーラウンドや観覧車がいいならそっちに何度も乗る。
お化け屋敷は、嫌なら無理に入らない。
それでいいと思う。
でも、楽しい時間はあっという間。
大学生や社会人なら、閉園時間ギリギリまでいられても、
小学生を連れた家族なら、そうもいかない。
また、慣れている人なら、どの順番に回ったら効率よく遊べるかわかるけれど、
遊園地自体が初めてだったりすると、その感覚は持ちようがない。
そろそろ帰宅しないといけない時間になってから、
人気の(大行列の)乗り物に乗りたい!などと言い出すかもしれない。
だから、大人は遊園地の「終わらせ方」を考えておく必要がある。
今が何時なのか。あと何時間遊べるのか。
長く並んででも一番乗りたいアトラクションを優先するのか、
なるべく並ばずに済む乗り物に回数多く乗るのか。
最後に何か1つ乗るとしたら、どれくらい並ぶのか。
そのアトラクションがある場所まで移動に何分かかるのか・・・
『全体』を俯瞰し、(子どもの)希望が全部叶うわけではないことも踏まえて、
ときには、親が(ある種)強引に「先にこっちに乗ろう」「今回はそれは諦めよう」
と導く方が、うまくまとまることも大いにあると思う。
すなわち、子どもにとって大事なのはいつも「何に乗りたいか」の『今』であり、
親が考えなくてはならないのは、「一日をどう使うか」の『全体』である。
この違いは大きい。
子どもの希望や意思を大切にしないのは良くないけれど、
子どもに熱があったら、「病院行きたくない!」と言っても、病院には連れて行くだろうし、
騒いじゃいけないところで騒いでいたら注意するだろうし、
危ないところに行こうとしていたら止めるだろう。
そのときは、子どもに不満を言われるかもしれない。
反抗的な態度を取られたり、泣かれたりすることだってあるかもしれない。
だが、『今』しか見ていない子どもを、好きなように(勝手に)させたら、
取り返しのつかないこと、手遅れになることだってある。
良かれと思ってした助言に逆ギレされたりしたら、イラッとするかもしれないが、
子どもの好きにさせていいことと、良くないことがあるのは間違いない。
