本日、サーパスセンター南校にて、神奈川大学附属中学校の説明会を開いていただきました。
今回の説明をしてくださったのは横内先生で、昨年の岩佐先生とは、
違った切り口、違ったスタンスでの説明だったように感じます。
経営母体が変わったわけではありませんから、学校自体は変わっていません。
ですから、根底にあるものは何も変わらないのですが、
話す方が変われば、(聞いている方にとっても)見え方や印象が変わるので、
その分、個人的には、昨年との違いを感じながら楽しむことができました。
さて、説明会の本来の中身とは違うのですが、個人的に感慨深かった話を一つ。
横内先生は、なぎなた部の顧問をされているとのことでしたので、
サーパスの卒業生の名前を出して「ご存知ですか?」と聞きましたところ、
「おぉ~◯◯!知ってます知ってます!」「サーパスの卒業生だったんですか!?」
と驚かれました。
横内先生に限らず、なぎなたという少々マニアック(←失礼?)なものを
中高生に指導できる学校の先生は、なかなかいらっしゃらないと思います。
横内先生もなぎなたを教えることはできないそうです。
しかし、「中学生の頃から、◯◯(卒業生)はずっと真面目に練習に取り組んでいた」
と話してくれました。
つまり、なぎなたを教えることはできないけれど、
「中学校に入るまでなぎなた未経験だった子が、入部してからずっと頑張っていた」
のは見ていたということなのですが、同時に
「〇〇は勉強も頑張っていた!」と教えてくれました。
でも、この〇〇さん、サーパスに入った頃からずっと真面目だったかというと・・・
そんなこともなくて(笑)。
大きくサボることはないけれども、やったりやらなかったりの波があって、
ある月に算数の点数が良かったと思ったら、翌月には算数の点数が下がるような、
社会を頑張ったら理科が下がって、理科が上がったと思ったら社会が下がるような
最初はそんなイメージの子でした。
そんな印象の子が、6年生の夏くらいからきちんと頑張るようになりました。
素直に、そして丁寧に、取り組んでいました。
相変わらず、過去問の点数で合格は出たり出なかったりでしたが、
それは、以前のように、その時の勉強に波があったからではなくて、
過去の勉強において、理解が怪しかったところ(穴)での苦戦だったように思います。
しかし、その子は、やっても無駄だと投げ出したり、途中で雑になったりせずに、
最後まで前向きに、そして真摯に自分の課題と向き合った結果、
入試を受ける前から(僕らが)合格を確信できるくらいに伸びました。
さて、私にとってこの話の何が感慨深かったかと言いますと、
こういう、元々やったりやらなかったりの波があるタイプって、
受験が終わったら、また元通りになることが多いように思いませんか?
でも、この子は、神大に入学後も、部活とそして勉強をきちんと両立させていた!
ってことですよね。しかも、先生の記憶にしっかりと残るくらいに。
もちろん、この子が素晴らしい!んです。ただ、そこにプラスして、
神大って、そういう頑張ろうって思わせる雰囲気がある気がするんですよね。
この子に合う学校に行けて良かったなぁって、しみじみと思いました。
