開校から13年経った東戸塚校に対して、センター南校は開校してまだ半年。
同じ人間が教えていても、教室の空気感まで同じにするのはなかなか難しい。
もちろん、全てが同じになるなんてことはないし、
それを望んでいるわけでもないのだけれど、
センター南では、僕らが「先生」と呼ばれていること1つとっても、
まだだいぶ違う感じだ。
(なぜか、サノセンだけは、「サノセン」と呼ばれているが。)
全てを同じにしたいわけではないが、同じようにしたいと思っていることもある。
例えば、東戸塚なら当たり前になっていることだけれど、
授業を聞いていて、よくわからなかったときには、
(その授業中に)「わからない」「もう1回説明してほしい」と言っていいし、
その日、たまたま学校が休みだったり短縮授業だったりしたら、
塾に早く来て勉強したっていい。(学校の宿題をやってもいい。)
また、授業後残ってもいいし、質問だってしていい。
塾に残ることを強制する気は全くないのだけれど、
帰ってから家で勉強するくらいなら、塾でやっていけばいいのにと考えている。
東戸塚の6年生なら、授業後にほぼ全員(9割方)が残って勉強しているが、
いちいち許可を取る必要はない。
これが、日常である。
でも、これって、サーパスに馴染みのない(転塾してきた)人からすると、
日常でも普通でもないようで、だから、センター南では、
授業が終わるとほぼ全員が帰ってしまう。
誰も(今までの名残で?遠慮して?)質問していないから、
質問もしちゃいけないと、そんな風に思っているのかもしれない。
6年生に限らず、もっとグイグイきたらいいのになぁと思っている。
「憧れの学校があるのに、まだ自分の実力が足りていない。」
そんな大人な判断ができるようになるのは、もっともっと後(秋とか冬)だけれど、
授業以外でも、あとちょっと頑張ろう!せっかくだから質問して帰ろう!
と欲張れると、今のセンター南の規模なら、だいぶお得だと思う。
ヤル気の無い子であっても、力をつけてもらいたい、自信をつけてほしい!
と、見捨てることのない塾だけれど、
ヤル気のある子にも、とことん付き合う塾である。
その週のカリキュラムにとどまらず、昔教わったところを復習したい!
あるいは、もっと応用問題を解きたい!
と、本人にその気があるなら、それにも付き合う。
授業を受けて帰るだけの(帰るしかない)塾より、
1回塾に来るだけでうんと成長できる可能性のある塾なのだから、
金曜日だけでも残ろうかなとか、木曜日はちょっと早く来ようかなとか、
欲張ってみたらいいのにと思っている。