先ほど、6年生の全授業が終了しました。
今年も全員無事に入試を迎えられそうで本当に良かったです。
体調管理をしてくださったご家族のおかげであり、
受験生に気をつかってくれた下級生たちの協力のおかげです。
ここで突然ですが、昔話をします。
もうだいぶ前の話ですが、イベントで柔道の古賀選手の講演を聴きました。
古賀選手と言われても小学生では誰だか全くわからないでしょうが(笑)、
バルセロナオリンピック柔道71kg級の金メダリストです。
直前の練習で大怪我をしていたにも関わらず金メダルを取ったかっこいい人です。
その古賀選手がこんなことを言っていました。
「柔道は普段は全く注目されないのに、オリンピックの時だけ急に注目されるんです。
そして今まで(柔道に)全く興味の無かったような人からも
(日本の柔道は)金メダルを取って当然!というように思われるんです。
でも金メダルを取れなかったりしたら、テレビでも新聞でも散々叩かれるし、
道ですれちがった人とも妙に顔を合わせづらいような、そんな気持ちになるんです。
正直、色々言われた時は、普段興味もないくせに勝手なこと言うな!とか、
期待して欲しいなんて誰も頼んでないわ!とか思った時もありました。
でも、そう思っている時ってなぜだか結果がますます出ないんです。不思議ですよね。
で、ある日急にフッと応援してくれている人たちに感謝の気持ちが湧いたことがあって、
その日から応援してくれている人の想いに応えたいとか、
期待されている気持ちを裏切らないように、せめて精一杯やろう!
と思えるようになったんです。
それからはプレッシャーもどう楽しんで乗り越えようかと考えられるようになりました。」
オリンピックで金メダルを取るような超超一流選手でさえ、
結果を期待されるのは、重たくて苦しい。プレッシャーを感じているということでしょう。
でも、そんなときにできることは、精一杯やることと楽しむことだよ!
と言っているのだと思います。
さぁ受験生!
今日までやれることはやってきました!
明日からそれを出し切ってきましょう!
しっかり読んで手を動かす!できたら楽しんで!
それだけで解ける力は着いていますよ!