サーパスが、東戸塚という塾激戦区に開校して10年やってこられたのは、
中学受験において最重要科目と言われることの多い
『算数』を強みとしていることが理由の1つだと思う。
しかし、サーパスは個人塾なので、
中学受験塾とうたっていても、進学塾と思ってもらえず、
いまだに補習塾の延長のように思われていることも少なくない。
事実、6年生まで塾通いしたことのない方(受験勉強未経験者)からの
入塾問い合わせは毎年来る(入塾を断られることがないと思われている?)し、
(サーパスより)規模の大きい塾からの転塾検討の問い合わせでは、
上のクラスに当然入れるものと思って連絡をしてくる方が一定数いらっしゃる。
つまり、『算数』が強みであるといっても、
そこそこできるくらいに思われている節がある。
ともすると、映画の宣伝でよく見かける「全米No.1」と同じように、
そんなものは「言ったもん勝ち!」だと一笑に付されているのかもしれない。
だが、サーパスには、算数オリンピックで予選を突破する子や入賞までする子、
大手塾の実施している学校別模試で算数1位を取ってくるような子もいる。
そこまで際立っていなくても、
最難関校の入試において、算数で得点を稼いでくる子がいる。
これらは、そこそこできるのレベルではない。
しかし、個人情報の取り扱い上、生徒の成績を教えるわけにいかないので、
結局、「算数に強い塾」を自称するしかない。
また、「元からできる子がいたんでしょ!」とのご意見を頂戴することもあるが、
ここで「いやいや、あの子は元々はできなかった!」などと言おうものなら、
塾の先生として以前の、人間性に問題がある感じになるから、
これもこれでどうにもできない。
だから結局、「全米No.1!!!」「全米が泣いた!!!」と同様に、
これまた「算数に強い塾」を自称するしかない。
と、こういうわけで、サーパスのことをご存知ない方には、
是非、授業を体験してほしいと思っている。
3年生の夏期体験授業は、まだ2回分、日程が残っているが、
その1回に出ていただくだけでも、
サーパスの算数への考え方や姿勢が伝わるのではないかと思う。
まぁ、そう言いつつ、テクニカルな解法を教えるような授業形式ではないし、
いわゆる受験のイメージにあるような難問の解説をする授業でもないから、
授業に出た上で、想像していたのと違う!と思われる可能性もあるとは思う。
受験勉強ではなくて、お遊びのように感じる人もいるかもしれない。
それをどう感じるか、どう思うか、そして最終的にどう考えるかは、
体験された各ご家庭の判断に委ねるとして、
私たちは、授業を通して私たちの思いや姿勢を伝えたいと思っている。