中学受験の入塾テストで上位クラスに入る子が、低学年のときにやっていること
https://president.jp/articles/-/50746
「成績が伸び悩む子の家ほど、問題集がたくさんある」
プロ家庭教師が見たダメ親に共通する”ある行動”
https://president.jp/articles/-/51578
上記2つは、どちらもプレジデントファミリーの最近の記事なので、
既に読まれた方もたくさんいらっしゃることと思う。
1つ目の記事などは、サーパスには当てはまらない内容が多く、
むしろ、サピックスだけを例にしたような内容ではあるが、
(例:『塾によっては4年生からは満席で入れないところもある…』)
それでも中学受験塾の雰囲気は伝わることと思う。
『ある推定では中学受験の偏差値60は、
高校受験では73ほどの超難関レベルに相当するといわれています。
模試の中でもハイレベルで知られるサピックスの模試では
偏差値50が高校受験における70以上です。』
と、こういうところからでも、中学受験の特殊性が伝わってくれれば、
子どもたちの頑張りを、おおらかな気持ちで見守れるのではないだろうか。
2つ目の記事は、受験学年の親御さんや、
まだ5年生なのに「あと1年しかない」と焦り始めている親御さんにこそ、
読んでいただきたい。
・「たくさん勉強すれば伸びる」は中学受験には通用しない
・「4年生の成功体験」にとらわれてはいけない
・6年生に必要なのは「つまずき」を補うこと
この3つの小見出しあたりの内容は特に、
中学受験における勉強のやり方(やらせ方)として、参考になるはずである。
前々回のブログ(2つ目の「情報」)とも少々重複するところがあるのだが、
例えば模試を受けて、「速さ」が弱いと(親が)弱点を見つけたときに、
その心配から、「速さ」を基礎からやり直した方がいいのではないか?
と、親が勝手に子どもの学習範囲を広げてしまうことはよくある。
ただでさえ、この時期、勉強しないといけないものがたくさんある中で、
子どもの意思でも、塾からの指示でも無い、
親の不安解消のための課題をやらせることが、いかに負担であるか。
しつこいが、子どもたちの頑張りを、おおらかな気持ちで見守って欲しい。