国語を例にして、基礎能力の重要性について
長々と書かせていただいた。
ここで、まとめとして
偏差値の捉え方についても、書かせていただきたい。
中学受験の偏差値=高校・大学受験の偏差値+10(それ以上?)
と言われているのは、ご存知だろうか。
スナフキンさんが書いたブログ「偏差値50は結構すごい?」でも、
偏差値について述べられているが、
こちらは受験生の層(母体)についての違いから、
偏差値を捉えたものだ。
まだ読んだことがなければ、是非とも読んで欲しい。
https://surpass-rainbow.com/2019/07/05/偏差値50は結構すごい?/
今回は、受験をする生徒の年齢と能力の面から、
偏差値の捉え方を伝えたいと思う。
先ほどから、くどくど話しているように、
中学受験では、こんなことができない状態から始まることが多い。
正しく読めない。
伝えたいことを正しく表現できない。
聞くべき時に、話を聞けない。
自分を律することができない。
この位置からスタートして、
+3学年(国語の場合)の内容に取り組み、
偏差値50の学校の合格を勝ち取る。
一方、基礎能力や精神面において、グッと大人である
15歳や18歳が迎える高校・大学受験の偏差値50。
大きく意味合いが異なることを、分かっていただけるだろうか?
中学生や高校生とは、別の生き物とも言えるような小学生が、
2年・3年と時間をかけて、求められる水準に達する。
このことの凄さ。
そして、尊さ。
どうか、伝わってほしい。