その時期だからこそ、学ぶべきことがある。
そこに、もう少し目を向けてほしい。
ひらがな、カタカナを正しく書けるか。
生活にまつわるものの名前を知っているか。
色々な感情経験を知っているか。
助詞を正しく使えるか。
これらのことが見過ごされている状態で、
中学受験に必要な知識やテクニックばかりを
積み重ねても、非常にアンバランスだ。
逆に、その時々で必要なことをしっかりと鍛えられている生徒は、
あんなことや、そんなことまで出来るの!?と
こちらの想定を超える瞬間を、見せてくれることが多い。
だから、同じ授業を受けたその時に、できることが
少なくても、遅かったとしても、慌てることはない。
積み上げる勉強ができていれば、
後から、いくらでも追いつける。
追い越せる。
積み上げるためには、こんなこととされがちな
基礎能力の高さがものをいう。
これは経験上、間違いない。
大人が思っているこんなことは、
小学生にとって、すごいことなのだ。