学校の学年が上がります。ペースを掴めるまでは焦らずに!

捉え方次第、持っていき方次第

入試当日、各学校の前には、塾の先生がズラッと立ち並ぶ。
近隣の方々にとっては迷惑だ。悪い慣習だ。という声もあるが、
例年であれば、当たり前の風景、ある意味、入試期間中の風物詩でもあった。

しかし、今年は違った。
各学校の前に、塾の先生は並んでいない。
付き添いの保護者すら、各家庭1名まで…のように制限がかけられていた。

 

本来、入試は、それまで積み重ねてきた努力を発揮する場である。
応援の先生がいたかいなかったかで合否が変わるものであってはよくない。
と言いつつ、特に小学生は、当日の心理状態によって、
力を何%発揮できるかが大きく変わる。
だから、ここでの応援、激励をきっかけに、
もし緊張し過ぎていたならば、少しはリラックスして欲しいと思うし、
リラックスし過ぎていたら、適度な緊張感を持って欲しいと思う。

 

だいぶ昔の女子生徒だけれど、2月3日の入試応援にいったら、
お母さんが娘さんにこう声をかけていた。
「スナフキンの教えてるメンバーを考えたら、
今日は本当は浅野の応援に行くはずなんだよ。
それを〇〇のために、応援に来てくれて、本当にありがたいことだよ…。」と。

少々補足すると、この子は1日に受けた第一志望校で力を発揮できず、
3日に同じ学校の二次試験を受けることになっていたのだが、
「一次でダメだったんだから二次なんて…」などと思わずに、
いつも通りの力を発揮してもらえればと(僕は)思っていた。

 

話を戻すと、
僕なんかが行ったくらいで、そんなにありがたがらなくていいし、
そんなに恐縮されなくていい。
この子は、この日に受けた第一志望の学校に無事通うことになったけれど、
それは、この子に受かる力があっただけの話だ。

だが一方で、この時に
「来なくていいのに」とか、「他の先生が良かったね」って思われていたら、
僕が行ったことが、むしろ逆効果になっていたかもしれない。
だから、この日のこの応援が結果に結びついたことについては、
良いように捉えて「頑張れる」理由、プラスの動機に変えてくれた
お母様のファインプレイである。

入試当日の応援に限らず、こういうことは案外多いと思う。