高校受験はしたけれど、中学受験はしていないという親御さんは、
ついつい偏差値で我が子の合格の可能性を判断してしまう。
こんなことを言うと、別にそう(偏差値で判断)したいわけではなくて、
それしか方法がないだけ!と言われると思うけれど、このまま話を続けることにする。
公立高校の入試問題は(昔は特に)共通問題なので、
県下の中学生がたくさん受けている模試があれば、
その模試で自分の立ち位置がわかる。
しかし中学受験では、共通問題などはありえないから、
どれだけたくさんの小学生が受けている模試であっても、
その順位や偏差値だけでは、合格の可能性は全くといっていいほど、はかれない。
なぜはかれないか。
それは、各中学校によって、出題される問題が全く違い、
そしてその問題の質の違いこそが、その学校の求めている生徒像だからである。
そのことがよくわかる記事を紹介しよう。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58230
ところで、サーパスは大手塾のような人数を抱えた塾ではないし、
(一定レベル以上の子しか入塾させないような)選抜テストをおこなっていないので、
塾内で偏差値を出したところで意味がないと思っているが、
そうなると、何をどういう風に判断すれば我が子の立ち位置がわかるのか?
と疑問に、そして不安に思う親御さんがいるのは、当然といえる。
だから何とか、そのご不安を少しでも解消できるよう、
面談等の機会を多く、そして長く(笑)とっている。