本日、サーパスで浅野中学校の説明会を開いていただきました。
ちなみに浅野中学の説明会は4年ぶりで、
今回は初めて校長先生が来てくださいました。
さて、今年の浅野中学の大学進学実績をご覧になった方はご存知だと思いますが、
素晴らしい結果なんですよね。
何と言っても東大!
現役合格数を10名増やして、過去最高の合格数になりました。
また、(前回のブログで書きましたが)昨年今年と私立大学が合格者を絞った中、
早稲田については、多少影響を受けたものの、
(早稲田のように入りやすい時期なく)常に難しい慶応への合格者を増やしているのも、
さすがです。
もちろん、大学合格実績だけに学校の価値があるわけではないです。
しかし、わざわざ勉強して私学に入ったのに、卒業時に伸びていなかったら、
(本人の気持ちはわかりませんが)親御さんからしたら、ちょっと残念かもしれません。
その点、浅野中学は親子共に満足な中高生活になっているのではないでしょうか。
今日の説明会では、(中学受験を目指す)小学生の親御さん相手に、
東大の英語の入試問題を紹介する場面もありました。
その中の1問。例えば2017年の入試問題は
『あなたがいま試験を受けているキャンパスに関して、気づいたことを一つ選び、それについて60〜80語の英語で説明しなさい。』
という問題でしたが、これは、用意された日本語を英訳する問題ではありません。
自分の気づいたことを好きに書いていい問題です。
ですから、十人に解かせたら十通りの答えがある問題とも言えますし、
答えの無い問題とも言えます。
こういった、「答えのない問題に対応する力もつけていかないといけない」
のが、今の大学受験というわけですが、
大学受験の結果が、浅野の教育力に説得力を持たせます。
そしてまた、では勉強一辺倒かというと、文武両道。運動部も頑張っていますし、
(何より僕が魅力を感じている)鉄道研究部や生物部など、文化部も充実しています。
勉強をコツコツやり続ける真面目さについては、もちろん必要な学校ですが、
それさえあれば、あらゆるタイプに居場所のあるのが
浅野の魅力であると思います。