リオオリンピックが昨日閉幕した。
最初に、本当に本当にわがままで、どうでもいい独り言をつぶやくと、
夏にオリンピックや甲子園やWカップをやるのはどうにかならないものか。
今回のリオは時差の関係で特にそうだったが、
講習中に深夜から早朝までの放送というのは、とても体がもたない(笑)。
(見なきゃいいじゃん!なんてことは言いっこなしで!)
さて、話を戻すと…
感動あり、興奮ありと、語りたくなる競技は多すぎるけれど、
その中でも内村航平選手の鉄棒での神着地は衝撃だった。
着地でちょっとでもふらついていたら、金メダルではなかったと思われるが、
吸盤付きのダーツのように、ピタッと(ビタッと?)止まった。
「僕は期待されるほどやる気も増して、
応援してもらった分だけ演技で返そうという気が働きます。
ですから、プレッシャーも全くありません」
と内村選手は言うけれど、
このたった一度の演技で、
今まで積み上げてきたものが金メダルになるかそうでないか決まる。
そういう場面で、考え過ぎてしまったり、変に力んでしまったりしないのか。
まして彼は予選の段階で鉄棒から落下しているわけで、
それが頭をよぎったりしないのだろうか?
という素人の心配をよそに、バチッと見事に止まってみせた。
「僕は天才ではなく努力でここまでこれたと思っています。
人一倍努力しているという自負はあります」
「年齢とともに技術も向上して、自信が生まれてきて、緊張がなくなりました」
いやぁ、そうだとしたって、すごすぎるでしょ!
なんでそんなことができるの!?
結論はなんにもないのだけど、こういう瞬間を目にすることができるから、
やっぱり4年後も見ちゃうんだろうねぇ…。