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100%の自立を目指すのではなく、できることから…

2013 6/11
ブログ
2013 スナフキン 6月
2013年6月11日2023年9月4日

先月末の日経新聞に『大学生、親にべったり 就職で「意見に従う」45%』

という記事があった。昨年、ベネッセ教育研究開発センターが大学生4911人を対象に実施したアンケート結果についての記事である。

学生にとっては生まれて初めての就職であるから、親にアドバイスを求めることはそんなに不思議なことではないが、「意見に従う」となるとどうなのだろう。

「困ったことがあると保護者が助けてくれる」

「お金が必要になったら保護者が援助してくれる」

の数字も(4年前でも十分高いと思うが)上がっている。

昨年のブログで、以前家庭教師をやっていたことについても触れたが、今家庭教師業界でも新たな動きが出ていると聞く。

それは、『大学生の指導を頼まれる』というものである。

な、なんと!就職試験のための家庭教師である。

そしてそのお金を払うのは、もう成人した当の大学生ではなくその親御さんで、しかも家庭教師の先生に対して「よろしくお願いします」と頭を下げるのも親御さんであるという。

率直な感想として、「これでいいのか!?日本!」である(苦笑)。

中学受験を目指す家庭であれば、子どもに自立して欲しいと願う親御さんは多い。

4年生や5年生の段階でも、子どもがなかなか自分から(言われなくても)やれるようにならないと不満を口にされる方は多いが、この結果に見られるように大学生でも自立しているとは言えないのが現状である。

ここ数年、宿題の管理について、厳しくして欲しいと要求される親御さんが増えた。

「やってもやらなくてもいいという自主課題では、ウチの子はやらない。」

「ウチの子は宿題すらやらないから、やるように言ってください。」

「もっと厳しく取り締まってください。」

言わんとすることはよくわかるし、それをやってあげないと

面倒見の悪い塾となりがちなのも存じている。

規則で縛る。罰則で取り締まる。

これも時として必要で、何でも本人任せにしておいていいとは思わない。

管理は必要である。

全て自由にすると、できる子しかできるようにならない。

(これについては後日改めて書くつもり)

だけれども、管理するにしても程度の問題はあると思う。

いつまでも「これをやりなさい。」「次にあれをやりなさい。」

「やってきていないなら残ってやりなさい。」「いついつまでにやりなさい。」…

だけでは、きっといけないのだと思う。

今どき、「習うのではなく盗め」という指導はどうやら流行らない。

新卒の社会人に「これやっといて!」と仕事を頼むと、フリーズしてしまう人や、

「(やり方がわからないので)できません!」と言う人が増えたと聞く。

別に先輩社員や上司も新人をいじめたいわけではなく、1から10まで全て教えるのではなくて、自分で考えて行動できるようになって欲しいとか、わからないなら自分から聞けるようになって欲しいとか、そう思っているのだろう。

しかし、その新人がそれまでにそういう教育を受けてこなかったのだとしたら、そこで初めてそんな態度を取られても、困ってしまうのは当然かもしれない。

言われないと提出物を出さない人がいる。

『宿題』をやってこなかった後ろめたさがあるから、自分からそこには触れずに、無かったことにしたいのだろうと想像できる。

ただ、無かったことにする習慣がついていいことはない。

そんなわけで (話をした時に、それがストンと入りそうであれば)

宿題をやらなかったりやれなかったりしたのであれば、自分からやっていないことを言いに来て、いつまでにならやれるのかを自分から約束して欲しいという話をしている。

「決められた期限はもちろん守るべきものだけれど、どうしても期限内に終わらないなら期限後でもやるべき。遅れるなら遅れることを言いに来るべき。少なくとも、それを黙って無かったことにするクセは良くないよ。」

そんなことを話している。

ただ強制的に取り締まるとか、罰則を設けるとかだけでなく、それをやるにあたっての責任だとか、宿題を出した方と出された方との人間関係や、もっと言えば信頼関係にも関わってくるという話だとか、そんな話もしている。

余談ではあるが、実は子どもに限った話ではない。

本当に出さなければいけないものなら、出さなかった時には催促されるはずで、催促されないなら、まぁ…出さなくてもいいか。

なんて考えている大人も増えたように思う。

大人がそうだから…という面も無きにしもあらずである…。

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