今回はサーパスの理科についてお話ししたいと思います。
理科という科目ってどうしても暗記科目と思われがちだと思います。
もちろん、最低限覚えていないといけないところはあると思いますが、
それはどの教科でも同じはずです。
近年の入試では理科を暗記科目であると思っていると解けない問題が
非常に増えてきています。
元来、理科とは「理由を考える科目」であり、
問題のパターンを覚える科目ではないので当然ではあるのですが。
サーパスでは、こうした理由を考えることを大事にした授業を徹底しています。
それは、どうしても暗記に終始してしまいがちな生物分野においても変わりません。
例えば、昆虫の育ち方。
不完全変態の昆虫は、卵が孵化して、幼虫になり、何度か脱皮して成虫になります。
途中でさなぎをはさむと完全変態と呼ばれる昆虫の育ち方になるのですが…
なんでさなぎになるのか、考えたことあります?
昆虫にとって、さなぎや卵は望ましくない姿です。
敵に襲われても、なす術なく食べられてしまう危険な状態です。
それなのに、なぜさなぎになって成虫になるのでしょうか?
といったような授業を行っています。
理科において理由は木の幹に当たります。
問題集で聞かれるような知識は幹から生えている枝葉のようなもので、
ここだけを追ってしまうと初めて見る問題に太刀打ち出来ません。
幹を授業で伝えて、その場で答えを導き出せるタフさを育てていくことが、
我々の使命だと思っています。
どうです?こんな理科受けてみたくなりませんか?