一見しっかり者ですが、興味のないことには向き合えず、
宿題はやりたくない、甘えた性格の娘が大変お世話になりました。
このような状況でしたから、節目ごとに気持ちを確認してきました。
なかなか勉強に本気になれない様子でしたが、それでも
「塾に通いたい」「先生と話したい」「面白い話が聞きたい」と何度も言っていました。
持ち帰ってくる話の中に勉強の話はほとんどありませんでしたが、
先生方の温かさに触れ、人として成長していることは強く感じていました。
学校選びでは
「窮屈でないこと(勉強できなくても)」
「宿題が多すぎないこと」
「厳しすぎないこと(勉強に対して!)」
というおかしな?願いを受け止めてくださいました。
希望を挙げていくと公立中学校が浮かびましたが、
娘は「塾を辞めたくない」と号泣して抗議しました。
体験授業や文化祭を経て憧れの学校が見つかったものの、厳しい挑戦だったと思います。
先生方には本当にご苦労をおかけしました。
過去問演習では毎回不合格…でも不思議なことに直しをやらない。
向き合えない姿は親としても焦りました。
合否以上に「努力とは」「自分との闘いとは」「根性とは」「積み重ねてきた人というのは」
そんな話を毎日のようにしました。
先生方の手厚いサポートにようやくしっかり向き合えたのは、
受験まで残り一カ月だったと思います。
そして、合格はサーパスでなければ決して叶わなかったことだと確信しています
1月31日、最後の授業の日。帰りの車の中でしくしくと泣いていました。
その時は何も声をかけませんでしたが、合格が決まった後に尋ねました。
「どんな涙だったの?」プレッシャーや恐怖だったのかなと。
「先生がすごく応援してくれて、先生の周りに生徒が集まってわいわいしていて、
応援メッセージをくれて…本当にいい塾だなと思ったら、涙が止まらなかった。」
と言っていました。
私も同じ気持ちです。温かく、一人ひとりを理解し、
あの手この手で力を引き出してくれました。
講師の先生方だけでなく、サーパスにいる皆さん全員が、娘の強い味方でした。
きっと素敵な中学生になれると思います。
長い間、さまざまなことを教えてくださり、本当にありがとうございました。