昨日で(横浜市の公立)小学校の夏休みが終わりました。
が、サーパスの夏期講習は(午後からですが)依然続行中です。
6年生は、この夏から志望校の過去問にも取り組み始めていますが、
良い結果は、そんなに簡単には手に入りません。そして、それが普通のことです。
(昨年の同時期にあげたブログも参照してください。)
でも、焦りますよね。
っていうか、今一番焦っているのは、きっと親御さんです。
子どもは、まだそこまで焦ってはいないのですが、
お母さんやお父さんが焦っているので、その焦りが移ったり、
あるいは、お母さんお父さんのストレスが、少々キツ目の言葉で降りかかってきたり…
8月9月は毎年そんな時期です。
焦ると勉強が雑になります。
勉強量を増やしたのに、何も身に着いていないということが起きがちです。
何時間も身に着かない勉強をする=徒労ですね。
学習したことが何も身に着いていないことがわかったとき、愕然とします。
これが一番疲れます。
焦ると集中できません。
焦りや不安を抱えながら集中するって、大人でもできないんじゃないかと思います。
他のことが気になったり余計なことを考えてしまったりしているうちに、
ただただ時間が過ぎていきます。
傍から見たら、ボーっとしているだけの時間が増えていくでしょう。
焦ると余裕もなくなります。
余裕のない状態は、周りが見えなくなる状態ですね。
忘れ物だとか怪我だとかも増えるかもしれませんが、他にも、
人に優しくできなくなるかもしれません。むやみに人を傷つけてしまうかもしれません。
自己中心的な人だと愛想をつかされるかもしれません。
そういうわけで、焦るのも、焦らせるのも、良いことがありません。
あまりにも能天気な我が子を見て、「せめてもう少し焦らせた方がいいのでは?」
と考える親御さんもいらっしゃいますが、
能天気なタイプを焦らせて、何か良いことがあるとも思えません。
むしろ、講習は相変わらず続いているのに、学校も始まったわけですから、
意識的に少しペースを落としましょう!
夏の疲れは知らず知らずのうちにたまっています。
ここに模試まで入ってきたら、、、ハードスケジュールですよね!
もちろん、勉強しなくていいと言っているわけではなくて、勉強はするんですが、
大切なのは実のある勉強を意識することです。
上滑りしないよう、「わかった」「できるようになった」「おぼえた」
という実感を持てるような勉強を心がけてください!