昨日なぜ、挨拶のことを突然書きたくなったかというと、
今月初めの神戸新聞の記事(投書)が、なんともモヤモヤするものであったから。
【理解に苦しんでます】<11月4日付 神戸新聞>
住んでるマンションの管理組合理事をやってるんですが、
先日の住民総会で、小学生の親御さんから提案されました。
「知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、
マンション内ではあいさつをしないように決めてください」。
子どもにはどの人がマンションの人かどうか判断できない。教育上困ります、とも。
すると、年配の方から
「あいさつをしてもあいさつが返ってこないので気分が悪かった。
お互いにやめましょう」
と、意見が一致してしまいました。
その告知を出すのですが、世の中変わったな、
と理解に苦しんでいます。(神戸・西、自営、男、56)
防犯上、その方が安全だというなら仕方ないし、
そのマンションに住んでいる人の意見が一致したなら、
異論を唱える必要などないのだけれど、
記事を読んで10日経っても、やっぱり何かモヤモヤしたものが残って消えない。
子どもの頃、
「こんにちは」、「さようなら」と、先生(や目上の人)に挨拶されてから
「こんにちは」、「さようなら」と返事をするのは失礼で、
挨拶は自分からしなさいねと、教わった記憶がある。
今のご時世、挨拶しない方が防犯上本当にいいなら、
僕の考えがズレているだけだけれど、
挨拶されても返事をしない世の中は、どこかおかしいと思う。
そういう時代なんだで納得すべきところなのかなぁ。
やっぱりモヤモヤする。