九期生の皆さん、そして、保護者の皆さま、お疲れ様でした。
2021年の入試動向を予想するニュースでは、
「受験生の数が減るのではないか」とか、
「安全志向が増えて、チャレンジ受験が減り、倍率は下がるのではないか」とか、
「コロナ禍で学力が低下している」などの文言をよく見かけましたが、
いざ、始まってみれば、
倍率の下がった学校や、受験者の平均点が下がった学校はありましたが、
しかし、やはり、いわゆる難関校の入試問題は、
コロナを言い訳にせず、『勉強していた』生徒に来て欲しい!
という内容、質だったのではないでしょうか。
トップ校の入試問題は、(代表的なところでは)筑駒だけが範囲を狭めたとはいえ、
きちんと差のつく良問が並んでいたように思います。
各学校での入試応援には、例年のようには立つことができず、
応援できたとしても握手もできず、
また、卒業生にしか通じない内輪ネタで言うと、
入試当日、緊張してどうにもならない時は、「〇〇〇を〇〇〇!」
という、サーパス特有の緊張のほぐし方(ミルクティーの味がするというアレです)、
あの方法さえコロナで使えなかったので、
緊張したまま、試験会場に入ってしまった子もいたことと思います。
みんな、本当によく頑張りました。
去年の今頃は、大人も含めて、そこまで深刻に考えていなかったかもしれません。
早く元通りの生活が…などと、安易に期待していた気もします。
緊急事態宣言が出て、学校に通えない日々が続き、
友達と遊ぶことはおろか、おしゃべりさえ満足にできない毎日の中で、
勉強だけは、やり続けなければならないなんて…
本当によく頑張りました。
病気にならないように気を張り続けた1年でもありましたね。
マスク着用と、手洗い、うがいを続けるだけで、
インフルエンザにも風邪にもかかりにくくなるんだと気づいた1年でしたが、
ここからは逆に危ないかもしれません。
ホッと気が緩んでいる時期ですからね。
保護者の皆さまにもゆっくりしていただきたいですが、
くれぐれも体調に気をつけて、お過ごしください。
私たちも、気を抜き過ぎないよう、気をつけてまいります。
ありがとうございました。そして、今後とも、よろしくお願い申し上げます。