五月雨、通り雨、驟雨、にわか雨・・・
ひとつの「雨」という天気に対して、実に多くの言い回しがあるものです。
これもまた、日本の風情の1つなのでしょうが、この時期ばかりはそうも言っていられませんね。
ということで、つい先日、気象庁が関東地方の梅雨入りを宣言しました。史上3番目に早いそうです。
そろそろ傘を買おうかな、と思っていた矢先の宣言なので、思わず「もう!?」と面食らってしまいました。
そもそも、何をもって梅雨入りとなるのでしょう。
1日の降水量?1日の日照時間?雨の日数?
調べてみると、意外と明確な基準は無いようです。
「1週間のうち、雨の日が以前に比べて増え、日照時間が少なくなるだろうと判断した5日前後の中日のこと」
だそうです。
何かしら最新の機器やデータを用いた基準があるのだろうと勝手に思っていましたが、実はアナログでびっくり。
「なんだよ、もっとしっかりした基準にしてくれよ!」と思う人もあるかもしれないですが、「こうゆうこともあるんだなぁ。」と楽しめるというくらいの心持ちも必要かもしれません。せっかくなので、授業中に梅雨に関する知識を聞いてみると、しっかり答えてくれたので、うれしかったですね。
さて、本来の意味とは少し異なりますが、梅雨の時期こそ晴耕雨読といきましょう。
晴れの日には、晴れているときにしか出来ないことを。
雨の日には雨の日にできることを。
それぞれが自分に必要なことを考え、自分の持っている時間を見直してくれるとたのもしいですね。