面談をしていると
「運よく○○中学に入れたとして、ウチの子はついていけるのでしょうか?」
と、よく聞かれます。
確かに、本当に運で入ったなら危ないかもしれません。
勘が当たった!しかも7個も8個も!なんてことになれば、
その学校に入れる力があったかどうかは怪しいです。
でもそれでも、その学校にご縁があったという意味では、
そのラッキーを生かせるかどうかは、その人次第です。
また、受験のテクニックなるものが、当日どのくらい通用するかはわかりませんが、
学習習慣のついていない子が「運よく合格した」場合も注意が必要です。
調子に乗ってしまうと痛い目を見ます。
一方、真面目に努力を積んできた人であれば、
仮にその合格が繰り上げ合格であっても悲観することはありません。
むしろ、それを糧にまた努力を積み重ねられれば、
半年後、一年後には正規合格の人たちよりも優秀である可能性が高いです。
(これは実際、各学校の先生方がおっしゃっているので間違いないです。)
ですから、学習習慣さえあれば、勉強でついていけないなんてことは、
そんなに心配ありません。
繰り返しますが、学習習慣がついていることが大事です。
予習の必要な教科もあるでしょうし、復習が大事な教科もあると思いますが、
授業自体をないがしろにしないことも、きっと大切でしょう。
(中学入学後も)早くから塾通いをしているなら
勉強は塾でやっているかもしれませんが、
私立に入ったのに早くから塾通いなんて…と思うなら、
まずはこの勉強習慣があるかどうかが重要です。
最後に今年サーパスを卒業した子のお母様から、
定期テスト終了後にいただいたメールを紹介いたします。
中学に入ってすぐの懇談会で、
「家に帰ってからも次の日の小テスト対策のため勉強して、テレビを観るヒマも無い」
「それだけ勉強しても追試になっている」「かわいそうなくらい」
とおっしゃっていた方が多くいらしたので、驚きました。
ウチの子は活動時間の多い部活に所属し、帰りも遅いですが、
一日一時間程度、テレビも観ています。
読書の時間も多く取っていますが、今のところ追試になったことはありません。
「勉強、しなくていいの?」と聞くと、「授業に集中しているから」とのことでした。
授業に集中するというのは、まさにSurpassで身につけた技なんですね。
受験のテクニックでは無く、中学からも使える勉強法を体得したんだと
改めて感謝しております。