文房具

例年、この時期になると、3年生の計算を教えながら、筆記用具について考える。

確かに、1年生の時は2Bやそれ以上の濃さのえんぴつで始めるのであろう。

1年生の筆圧であれば、それがちょうどよいのかもしれない。

しかし、3年生ともなると、だいぶ力のこもった字が書けるようになる。

それなのに、1年生の時の濃さのえんぴつを使うと、かなり濃い字になる。

それを消しゴムで消そうとすると、なかなか消えない。

計算の練習でこの消えない数字はなかなか厄介である。

意外と多いのが、ランドセルのひもの長さを6年間変えない生徒がいるということである。

自分で気付くことももちろん必要であるが、家族も意外と気付かないらしい。

えんぴつも、やはり学年に合わせた濃さがあるのではないだろうか?と思う。

そして、それは本人が気付くよりまわりのアドバイスが必要な気がする。

消しゴムもこだわってほしい。

値段でなく、質にこだわってほしい。

安くても良いものもあるが、良くないものは使わない位の覚悟が必要かと思う。

3,4年生に多いことであるが、筆記用具も成長にあわせてほしいと思う。