高校に入ったら、野球部に入って甲子園を目指したい!
この場合、進学先として相応しいのは、甲子園常連校なのだろうか。
常連ではないけれど、県予選でベスト8あたりにいつも残っている学校?
それとも?
元も子もないことを言えば、甲子園常連校で野球をする子は、
スカウトだったり推薦だったりで入学するのがよくある話である。
では、そういう声がかからないとしたら、どうするのがいいのだろう。
常連校なら、高校3年間で1度くらいは甲子園に行けるかもしれない。
でも、自分は試合に出られない。あるいは、ベンチにも入れない。
そんな可能性もある。
甲子園に行ける可能性は高いが、自分が試合に出られない可能性もある。
悩みどころだ。
常連校ほど強い野球部でなければ、試合に出られる、レギュラーになれる。
そういう実力なら、準常連校くらいの強さの学校はどうだろう。
トーナメントで常連校と当たってしまえば、勝つのはもちろん難しい。
だが、勝負に絶対はないし、何より自分が試合に出て、勝ち負けがつく方が、
その結果に納得感や達成感を持てるかもしれない。
また、考え方によっては、
野球部の人数が9人ちょっとの学校で頑張る!というのも面白そうだ。
周りはすべて格上で、常にチャレンジャーというのも、一興かもしれない。
もちろん、レギュラーになれなくても、試合に出られなくても、
野球部で過ごした日々が無駄になるなどとは全く思っていない。
その日々にも大きな価値があり、良い経験になると思っている。
ただ、自分の積み重ねてきた成果を発揮したい。
そして、ときにはスポットライトを浴びたい。
そういうことなら、別の選択肢を選ぶことが、決して逃げではない。
レギュラーや、部活動で中心的な役割を担う存在が重宝されるのは、
当然と言えば当然だ。とはいえ、部活動とは、教育の一環として、
生徒の心身の成長を促す活動のはずである。
野球の技術や身体能力によって、扱われ方に差がつけられてしまうとしたら、
本来はおかしいことだと思う。
誰しもが目をかけられ、大切に扱われていれば、少なくとも、
昨日より今日、今日より明日、成長できるはずである。
大勢の中の1人として埋もれず、自分のことを見てくれる環境なら、
もしかしたら、全く違う成長ができるかもしれない。
