本日、中央大学附属横浜中学校の説明会を、センター南校で開いていただきました。
今、多くの学校が受験生を集めるのに苦労している中、
中大横浜は、毎年安定した人気があるように見えます。
その理由は一体どこにあるのでしょうか。
1つは、なんといっても校舎の綺麗さでしょうか。
今回の説明会を開いていただくにあたり、私も学校にご挨拶にうかがったのですが、
文字通り学校の隅から隅まで、案内していただきました。
今回説明会を開いてくださった広報の内田先生によれば、
「敷地は広くないんです!」ということなのですが、全く狭く見えないですし、
採光についても随分と工夫されているようで、むしろ広く感じるくらいです。
男子校ならいざ知らず、女子も通う共学校であれば、綺麗であるというのは、
超重要ポイントなのだろうと思います。
そしてもう1つ大きな理由は、附属校であっても勉強させる!ことを全面に出し、
入学後も、実際に勉強させているからなのだろうと思います。
望めば付属の大学には進学できる(希望の学部に進めるかは別)環境で、
3割を超える生徒が、国公立や他大に挑戦していくのは、なかなか珍しいと思います。
もちろん、内部進学するとしても、
希望した学部に進めるかどうかには、学校内の成績が大いに関わるので、
勉強をしないという選択はしにくい、ということもあるのだと思います。
また、高校受験で入ってくる子たちの内申点はオール5レベルですので、
そもそも、勉強をなるたけサボろうという子ではないのだろうと推測されます。
ということは、逆に言えば、
「附属だから勉強しなくても大学に行ける」とばかりに、「楽したい!」
あるいは、「共学校で青春を謳歌したい!」という目論見だけでこの学校に来ると、
もしかしたら、結構大変かもしれません。
単純に「附属」と一括りにしない方がいい!と言ってもいいかもしれません。
行事やイベントもたくさん、研修もたくさん。
内田先生は、「数は多いけど、それぞれの内容が薄いものにならないように!」
「もっと良くしていきたい!」とおっしゃっていましたが、
一方で、「先生主体ではなく、生徒たち主体でやれているのが良さ」だとも
おっしゃっていました。
今日の説明会で、どんな子に向いている学校なのかが、
十分伝わったのではないかと思います。