この度は息子が大変お世話になりました。ありがとうございました。
中学受験が初めての私達のような親にしてみれば、
中学受験の塾は単に『受験勉強をさせる所』と思っていましたが、
勉強以外のことまで伝えて、まだ幼い子の気持ちを盛り立て前向きにさせ、
精神的にも成長させながら受験を支えていただいたサーパスにお世話になって
本当に良かったと思います。
結果として中学受験には子供の精神面でのケアや自立がまず大事ということは、
受験勉強も終盤に差し掛かって分かってきたことですが、
講義を行う先生が保護者との面談も行うという、
大手塾にはない一貫したサーパス体制の良さと感じました。
6年生の夏を過ぎてから、子供がふと
「知っているって楽しいね。」と言ったことがありました。
そのことを知って欲しかった!という嬉しい言葉でした。
受験勉強も詰めの段階に入り、社会などの覚え事に追われていた時期かと思いますが、
覚えた事がアウトプットされて見えてきたことが嬉しかったのだと思います。
『知ること、知っていることの楽しさ』を体験させていただいたことは、
これからも子供の成長の原点になると思います。
男の子ということもありますが、他の子どもたちよりも一層幼かったと思いますし、
この点は面談のときに先生方からもお話がありました。
40人近い生徒さんの中でも、うちの子がそうであったように
一人一人の子供たちの性格(強いところ弱いところ)や立ち居振る舞い、
やる気、時にはお弁当の中身(?)までチェックされたりして、
子供の全面やその周辺のことまで親以上に広い視野で理解されていて、
子供に合った対応を心がけていただいた結果、
無事に受験に向かうことができたのだと思います。
少しずつ、成長していって、同時に親離れもしていって、
これがまた親として寂しくもありましたが、
人としても大きく成長したのだと感じています。
まだ小学生の子供が夜9時過ぎまで塾にいて勉強して、
このような期間がサーパスでは2年以上も続いたわけですが、
5年の2月に大手塾からサーパスにかえて通いだして、春頃に慣れてきてからは、
サーパスに通うのを嫌そうにしていたことが無いように思います。
塾で一体何が起こっていたのか!?はわかりませんが、
きっと子供たちのことを引き付ける何かがあったのでしょう。
通勤の途中サーパスの前を通りますが、中学受験が終わり、
授業がある日にいつも置かれていた子供の自転車が無いことに気づいて
少し寂しい気持ちになります。
やっと終わったのに、なぜこのような気持ちになるのかは分かりませんが、
ブログでどなたか『サーパスロス』と書かれていたことを思い出しました。
サーパスも子供も親も一つになって取り組んだことだからと思います。
12月に行われるサーパスの卒業生達による受験生の壮行会は、
今度は自分が受験生を励ます番だと張り切っています。
本当に良かったサーパス。ありがとうございました。
今いらっしゃる先生方も普通の人(?)であれば歳を重ねていくことになるのですが、
今のままのサーパスが永遠に続いてくれると良いと思っています。