中学受験の勉強ってどうやって始めるの?いつから始めるのが正解?
っていうか、子どもが自分から
「中学受験したい!」とか「塾に通いたい!」って言ってくるものなの?
それとも、そう言って来ないのに、無理やり塾に入れるの?
文化祭とかに連れて行くと、「楽しい!ここに行きたい!」って思うの?
じゃぁ、低学年のうちから、あっちこっちの文化祭に連れて行った方がいいの?
中学受験の裾野が広がったとはいえ、
自分(親)が経験したことのないことを子どもにさせるとなると、
最初はどこも似たり寄ったりの手探り状態なのではないかと思う。
本人に受験をしたいという意思も覚悟も無いのに、
勉強を『させる』ということの難しさと、
やりたいと言っていないものをやらせるのは親のエゴなのではないか?
という葛藤と、色々混じって、二の足を踏むこともあると思う。
確かに、(受験)雑誌やネット記事を読むと、他の習い事と比べて、
親の覚悟(みたいなもの)を求めるような論調のものが多い。
中途半端な気持ちで始めない方がいい!などと脅してくるものもあれば、
親の伴走必須!、だから専業主婦有利!のように、
始める前から気持ちを折ってくるものまである。
だけど、だからこそ、塾選びはしっかりして(あげて)ほしいと思う。
実績がとか、有名な塾だからとか、お友達が通っているからとか、
そういう安易な選び方ではなくて、
しかも、直前に慌ててではなくて、できればちょっとでも前もって調べてほしい。
受験前日まで伴走できる親御さんと、そうではない親御さんが
同じ塾を選んでうまくいくとは到底思えない。
断っておくが、今は、サーパスの話をしたいわけではない。
もっと、大きな視点での話である。
結果が伴えば全て良し!というものでもないだろう。
受験勉強が、苦行のようになってしまったとか、トラウマになってしまったとか、
家族関係を壊してしまったとか、友人関係もおかしくしてしまったとか、
そういうことに繋がってしまったとしたら、
何のための受験勉強だったのか!と思うことだろう。
歯を食いしばって頑張ることも、ときには必要だと思うけれど、
知らなかったことを知ることや、
できなかったことをできるようになることは、本来楽しいことだと思う。
だから、受験勉強と、笑顔や笑い声は共存できると思う。
中学受験に臨む道筋は、いくつあってもいいと思っている。