ようやく完成しました。
思えば、卒業生とそのご家庭にアンケートのご協力をお願いしてから、丸1年が経ってしまいました。
新しいイメージカラーを元にデザインを全面刷新し、実際に通っていた卒業生の生の声を掲載出来たことで、かなり充実した内容になっています。自分で言うのもなんですが、人に渡して恥ずかしくないものに仕上がったかな?と思います。
[say name=”パスカルくん” img=”” from=”right”]アンケートにご協力いただきました卒業生の皆さん、ありがとうございました。誌面に掲載できなかったアンケートについても、しっかりと目を通しておりパス。今後の指導に役立てたいと思っておりパス。是非とも完成品を受け取りに、塾に顔を出してくださいね!![/say]
デザインが変わったことが真っ先に目につくかと思いますが、一番見ていただきたいのは中身です。
特にページの多いパンフレットに関しては、発行者独自のカラーが顕著に表れるものです。
まず、サーパスのパンフレットは文章のボリュームが圧倒的に多いです。
見た目の軽快さは意識して作成しましたが、最後まで目を通していただくと一冊の本を読み終えたかのような読後感があるかもしれません。
サーパスが中学受験のためだけに存在するのであれば、ここまでの文章量やページ数にはなりませんでした。
希望する中学校に入学するために通うことになるのが、我々のような中学受験を扱っている塾です。
ドライに割り切ってしまえば、塾に通うことは必要な手段であり、その中でどの塾を選ぶかは一つの選択肢にすぎません。
合わなければ、また他の選択肢を探せばいい、と言うことさえできます。
しかし、子どもにとっては、自分が過ごすことになる環境を決める大きな選択に他なりません。
どういった選択肢を取ったとしても、その中には特有の世界があります。
その塾の世界がどんなものなのかは、実際に通ってみないと(受験期まで通い続けてみないと)窺い知ることは困難です。
ですから、サーパスのパンフレットは、サーパスの中身をありのままに伝えたいというシンプルな想いから作られています。
実際に入塾してみたけどなんか違うな、ということが不本意なのはもちろんのことですが、思っていた印象よりも良かった!ということも避けたいな、と考えております。やっぱりここで良かった、と思ってもらえるような冊子(もちろん、日々の塾運営も)にすべく、細かい表現にもこだわりを持って作成しております。
結局のところ、サーパスが考える中学受験を通した初等教育に携わる責任や、ご家庭と塾の距離感や役割、サーパスがどういった展望を持って子どもたちに接しているのか、といったことをお伝えするための文章が全てなのです。
もちろん、サーパスの考えが全て正しいと押し付けるつもりはございません。
色々な選択肢があって然るべきだと考えています。
受験塾にそこまで求めていない、ということであれば、きっと他に適した道があるかと思います。
そうしたことを考えると、システムや料金、合格実績を載せることがメインとなるパンフレットは作れませんでした。
最後に、プロデュースを担当したものとして、完成した率直な気持ちをお話しすると、
今年の3年生夏期体験授業に間に合ってよかった〜〜〜〜